「なんで私だけ?」排水口の髪の毛とシンクの水垢に、毎日静かにブチ切れているあなたへ

「なんで私だけ?」排水口の髪の毛とシンクの水垢に、毎日静かにブチ切れているあなたへ

記事
コラム
毎日、本当にお疲れ様です。

家の中を見渡したとき、ふと目に飛び込んでくる浴室の排水口に絡まった髪の毛。洗面台に残されたままの抜け毛。そして、キッチンのシンクに白くこびりついた水垢……。

それらを目にするたび、胸の奥から湧き上がってくる「なんで私(僕)ばかりが掃除をしなきゃいけないの?」「少しは自分で片付けてよ!」という激しい怒り。その苛立ちが積もりに積もって、時には相手に対して殺意に近いほどの感情を抱いてしまうこと、ありますよね。

そんな風に強い怒りを感じてしまう自分に対して、「こんなことで怒るなんて自分は心が狭いんじゃないか」「もっと優しくなれないのかな」なんて、ご自身を責めてしまっていませんか?

でもね、まず最初にお伝えさせてください。あなたは決して心が狭いわけでも、意地悪なわけでもありません。毎日そこまで激しい怒りを感じてしまうのは、あなたがそれだけ日々の生活や家族のために、精一杯がんばって心を配り続けている証拠なんです。

これまでたくさんの悩みや心のご相談をお聞きしてきましたが、こういった「パートナーの日々の小さな不始末」に対するお悩みは、本当に多く寄せられます。

一見すると「髪の毛を拾うだけ」「水滴をサッと拭くだけ」という小さな出来事に見えるかもしれません。でも、問題はそこではないんですよね。

本当に辛いのは、排水口の髪の毛そのものよりも、「自分がスルーした汚れを、パートナーが黙って後始末してくれている」ということに相手が気づいてくれていないと感じること。自分の存在や日々の努力が、まるで透明人間のように雑に扱われているような気がしてしまうことなんです。

「掃除をする」という作業そのものの負担以上に、「私(僕)の気持ちや負担を想像してくれていない」という寂しさや虚しさが、あの激しい怒りの正体なのだと僕は思います。

パートナーはもしかすると、「後でまとめてやればいいや」と思っていたり、そもそもその汚れが目に入っていないだけなのかもしれません。悪気がないのは分かっていても、毎日毎日それが繰り返されると、自分の優しさや我慢が搾取されているように感じてしまいますよね。

もし、今まさにその怒りで心が押しつぶされそうになっているなら、まずはその怒りを無理に抑え込もうとしなくても大丈夫ですよ。「そりゃあ、毎日こんなことされたら怒りたくもなるよね」「私(僕)、本当によく我慢してがんばってるよ」と、自分自身の感情をそっと認めてあげてくださいね。

怒りというのは、あなたの心が「もう限界だよ」「もっと大切にされたいよ」と教えてくれている大切なサインです。だから、その感情を否定する必要は全くありません。

少し心が落ち着いたら、一人で抱え込まずに、ちょっとだけ吐き出してみる時間を作ってみませんか?

完璧なパートナーでいてもらうことは難しいかもしれませんが、あなたが少しでも心を楽にして、穏やかな毎日を取り戻せることを、僕は心から応援しています。

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