毎日のようにスマホがブッと震えて、画面を開くたびに胸がキュッと締め付けられるような感覚になること、ありませんか。
義理のご両親からの「子どもにはこうしたほうがいいわよ」「昔はこう育てたものよ」といった親心あふれるアドバイス。
悪気がないのは痛いほどよくわかっているからこそ、余計にモヤモヤをどこへぶつけていいのか分からなくなってしまいますよね。
LINEの通知音が聞こえるだけで胃がキリキリと痛み出し、スマホを見ること自体が怖くなってしまうのは、決してあなたが心の狭い人間だからではありません。
あなたは毎日、本当に一生懸命ご自身のお子さんと向き合い、愛し、育てていらっしゃいます。
そんな中で、自分のやり方を否定されているように感じたり、常に監視されているようなプレッシャーを受けたりすれば、心が悲鳴を上げてしまうのは当然のことです。
これまで多くの方から、家族や親戚との距離感に関するお悩みをお聞きしてきました。
義理の親御さんからの「良かれと思って」の言葉は、悪意がない分だけ断りにくく、知らず知らずのうちに自分の心を追い詰めてしまう大きな負担になりやすいのです。
まずは、自分の心が傷つき、疲れてしまっている事実をどうか優しく認めてあげてくださいね。
「こんなことでストレスを感じるなんて、自分は冷たい人間なのかな」なんてご自分を責める必要はまったくありませんよ。
こうしたお悩みに対して、心理カウンセラーとして、少しでも心が軽くなるような受け止め方とおすすめの対処法をお伝えしたいと思います。
まず知っておいていただきたいのは、相手がどれほど「良かれと思って」送ってきた言葉であっても、あなたがそれを受け取り切る義務はないということです。
相手のアドバイスは、あくまで「その人たちの時代のやり方」や「その人たちの価値観」に過ぎません。
現代の育児環境や、あなたのお子さんの性格にすべてが当てはまるわけではないのです。
ですから、送られてきたLINEに対して「真面目にすべてを真に受ける」のを、今日から少しだけお休みしてみませんか。
LINEが届いたときは、すぐに既読をつけて返信しようと焦らなくても大丈夫です。
まずは深呼吸をして、スマホをそっと置いて、ご自分の好きな温かい飲み物でも飲んでみてください。
返信をするときも、相手の指示やアドバイスに一喜一憂して答える必要はありません。
「ご連絡ありがとうございます!参考にさせていただきますね」「温かいお心遣い、感謝いたします」といった、短く丁寧で決まりきった定型文を返しておけば十分です。
これは決して冷たい対応ではなく、あなた自身の心と大切な生活を守るための優しくて必要なバウンダリー(境界線)なのです。
そしてもう一つとても大切なのは、このお悩みを一人で抱え込まず、配偶者の方に素直な気持ちを伝えることです。
その際は「あなたの親のせいで胃が痛い」と相手を責める形ではなく、「最近ちょっと心が疲れてしまっていて、LINEを見るのが辛いときがあるんだ」と、ご自身の感情を主訴にして伝えてみてくださいね。
パートナーに間に入ってもらい、連絡の頻度を調整してもらったり、クッションになってもらったりすることで、あなたの負担はぐっと減るはずです。
あなたはもう十分にがんばっていますし、十分にお子さんにとって素晴らしい親御さんですよ。
どうかご自分の心を一番に大切にして、今日もゆったりとした気持ちで過ごせますように。