繊細さん(HSPさん) 他人の気分に引っ張られてしまうあなたへ

繊細さん(HSPさん) 他人の気分に引っ張られてしまうあなたへ

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コラム
「なんだか、今日は空気が重いな…」

職場や学校、家の中でも、そんなふうに感じることはありませんか?

誰かがちょっと不機嫌そうにしているだけで、胸の奥がざわざわしてしまう。

自分は何も悪いことをしていないのに、「もしかして私のせいかな?」なんて考えてしまう。

繊細さん(HSPさん)は、人一倍まわりの空気を感じ取る力があります。

声のトーンや表情のわずかな変化、ため息の深さまでキャッチしてしまう。

それはとても優れた感受性であり、相手の気持ちを想える素晴らしい才能です。

でも、その優しさゆえに、相手の気分に自分の心まで巻き込まれてしまうことがあるんですよね。

私も昔はそうでした。
職場で上司が機嫌悪そうにしていると、「今日の提案がよくなかったかな?」と不安でいっぱいになり、帰宅してもそのモヤモヤを引きずってしまう。

友人が元気ないときは、「なんとか励まさなきゃ!」と自分のエネルギーを全部使ってしまい、家に帰るころにはぐったり…。

そんなとき、あるカウンセラーの方に言われた言葉があります。

「あなたは“相手の感情の荷物”まで自分のカバンに入れて持ち帰っているのよ」

その瞬間、ハッとしました。

確かに私は、自分のカバンに入るはずのない大きな荷物まで背負っていたんです。

それからは、意識して「これは私の荷物じゃない」と心の中でつぶやくようにしました。

相手が不機嫌そうでも、「この気分はその人のもの。私のものじゃない」と線を引く。

もちろん、気遣う気持ちは大事です。

でも、その気遣いが“自分をすり減らす方向”にいってしまうのは、本来の優しさとは少し違うんだと思うようになりました。

繊細さんは「共感力の天才」です。

だからこそ、境界線を意識することで、その才能をもっと健やかに使えるようになります。

具体的には、こんな方法があります。
相手の感情を受け取ったら、心の中で「これはその人の気分」とラベルを貼る

一旦深呼吸をして、自分の感情と相手の感情を分けて感じる

気分が重くなったら、外の空気を吸いに行くなど環境を変える

最初はうまくできなくても大丈夫。

少しずつ、自分の心に戻る練習をしていくことで、他人の気分に引っ張られる時間は短くなっていきます。

あなたの優しさは、本来あなた自身をあたためる力にもなれるはずです。

他人の気分に巻き込まれすぎず、あなたの心のあかりを守りながら生きていきましょう。

それは、あなたの感受性をこれからも輝かせてくれる、大事なコツだと思います。

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