成績を上げる人が使っているピグマリオン効果とは?

記事
学び
こんにちは!
オンライン家庭教師ライフです

成績を上げる人、上げない人の違い


勉強ハードル.jpeg
<成績を上げる人が必ず使っている心理的効果>

今回は、子どもは勿論のこと
親でも誰でも使える心理学効果を紹介します

今回紹介する効果は、めちゃくちゃくちゃ大事です
この効果を使っている人は絶対に大きくなりますし
使っていない人は絶対に大きくなりません

しかもスキル不要! 誰だって使えます

「こう考えればいい」だけ!

何をするにしても大切なことなので、全人類知っておきましょう




何かというと・・・



成績を上げる-1.jpeg

「期待する」気持ちを持つことです


これをピグマリオン効果といいます



ピグマリオン効果とは?



ピグマリオン効果って何?っていうと

シンプルに言うと、
「教師から期待された生徒は伸びて、期待されなかった生徒は伸びなかった」
という心理学の実験結果からきています

教師期待効果だったり、ローゼンタール効果と言われたりもします

親からでも、先生からでも、自分自身でも

「必ず伸びていく」と思っていれば伸びる
「伸びていかない」と思っていれば伸びない

とてもシンプルな効果です

ピグマリオン効果の具体例


この効果、反論はあるそうです
ですけど、よくよく考えれば納得する効果だと思うんです

自分の気持ちになると「確かにピグマリオン効果ってあるわ」となると思います

成績を上げる.jpeg
例えば、あなたの新入社員の頃を思い出してください


緊張して仕事した初日の仕事をやりきりました
頑張って1日やりきりました

「今日はありがとうございました!」
30歳年上のベテラン上司にお礼を言いました

そうしたら上司から、こんなことを言われました


君、この仕事向いてないね


成績が上げる-1.jpeg
はいやる気失せたーw
仕事やめてーw
かーえろっww


ってなりません?

でも逆に


君、この仕事向いてるね


って言われたら


成績を上げる-3.jpeg
っしゃーーー!!!仕事最高!!
この仕事天職だわ!!
やったる!やったる!!!

ってなりません?

上の人が期待してくれると「期待に答えなきゃ!」って思えたり、
やる気が出てきませんか?


成績を上げる-4.jpeg

ピグマリオン効果の発揮方法


ピグマリオン効果の使い方は
具体的には「期待しているよ」といったような期待の気持ちを、
言葉で分かりやすく伝えるのがいいですが

これは「思っていること」が一番大事なので、自分が思っていれば効果が出ます
超シンプル!!

なんで思うだけでいいかって言うと、
「この子はこれから絶対に伸びる」って思うと、自分の言動が自然と変わってくるんですよ

叱る時でさえ自分の態度が変わってきます

できないことがあっても、「諦めずに粘り強く接し続けよう」と思えるようになります


成績を上げる-5.jpeg
でも、子どもや自分が失敗した時
落胆することは誰だってあります

人を育てる時や自分自身に対して
「ダメかな」って思ってしまうことはあります

そこで大事なのは、落胆した時でも「期待しよう」と考え直すことです

気持ちの問題なので、気持ちで立て直す!
やっぱりシンプル!


成績を上げる-6.jpeg

ピグマリオン効果の注意点


いやいや
うちの子に期待なんてできない!
うちの子は特別無理!

そう思ってしまうと思います
分かります

普通はなかなかできません
じゃあなぜできないのか?

考えてみましょう

それって元をたどると・・・

成績を上げる-7.jpeg
過去を考えてしまうからじゃないですか?

「昔から失敗ばっかりしていたからできない」
「この分野は苦手なはず」

その子や自分の過去をみて考えていませんか?

「できる根拠」を探していませんか?

「これまでのこと」を考え出すと
人間マイナスなことばかり考えてしまいます
人間って、基本的にネガティブ思考なので

だから「これまでのこと」を考えたらピグマリオン効果は出ないんです

「これまでのこと」は考えちゃいけないってことです


優等生.jpeg

過去は考えず未来のことだけを考える


この世界だって、
コロナがきっかけで全く変わってしまったじゃないですか

コロナがまわり始めた頃、半年後の世界が想像できていたか
真夏にマスクをする生活想像できたか

できてないと思います

勉強がわかった.jpeg
これと同じように、一人の人だってこの先どうなっていくかなんて、全く分かんないんです

親御さんからの相談事で
「この子はどのくらい伸びますか?」と不安そうに聞かれることがあります

人間、不安を感じるのは「分からないこと」に対してです
先を知って、安心したいんでしょう

でも誰だって、この先どうなるかははっきりとは分かりません
いや、分かっちゃいけないんです

現状と残り時間である程度の目処は立ちますけど、
教育者が「この程度だろう」と決めたらそこまでで止まってしまうんですから

目処は立てても、漠然と期待することです

「根拠のない自信を持つ」とはこのことですね


子供が伸びるか不安.jpeg

教育者の精神力が必要


それでも、誰がなんと言おうとも
「本当に伸びる?」と不安になる気持ちは分かります

子どもが失敗したら「また失敗した〜 やっぱり無理か〜」
なんて思ってしまうでしょう

でも、そこで折れずに強い意思を持っていられるか
教育者はそういう意味で強いメンタルが必要になってきます

子どもが今どんな状態でも、どんな失敗をしても
「本当に伸びる!」と教育者が思いきることができれば、その通りに伸びていきます

勉強の目標.jpeg

どうすればピグマリオン効果を発揮できるか



試しに

・「自分は今はできなくてもできるようになっていく!」と思いながら物事にチャレンジしてみる
・「この子は今は失敗したけどこれからだんだんとできるようになっていく!」と思いながら接してみる

ということをやってみましょう
無理矢理思ってオッケーです しばらく無理矢理に思い続けてオッケーです

「これまで」ではなく、
「これから」という未来を考えることがポイントです

そうすると、
分からなくても「解説を読もう」と思えたり
子どもがくじけても優しく接することができたり

自分の向き合い方や接し方がちょっと変わっていることに気づくと思います

「なんかできるかもしれない!」と、少しでもポジティブな気持ちになれたら
これを継続していきましょう


勉強の積み重ね.jpeg

ピグマリオン効果は継続が一番大事



変化はすぐには訪れません
変化とは普通、誰もが気づかないペースで起きていくものです

だからとにかくとにかく、期待し続けましょう

効果が出るのは1〜2年後かもしれません
10年後かもしれません

教育者は「成長を待つ」ことがとても大切です
なので、効果を感じなくても、これがクセになるまで続けましょう

一緒に頑張りましょう!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す