それでは内観講座の第14回を始めていこうと思います。
今回は、「間違った内観の目的」について解説していきます。
これまでの講座では「どんな形でも、どんなやり方でも、内観はそれで良い」とお伝えしてきました。
ですが、唯一「これは内観ではない」と言えることがあります。
それは――
「自分を責めている内観」は、内観ではないということです。
内観で自分の過去を見つめたとき、
「あのとき、こうしていれば…」
「なぜできなかったんだろう…」
などと、後悔や反省の気持ちが湧くのは自然なことです。人間であれば誰でもそう感じます。
けれど、その後悔や反省から 自分を責め続けてしまう こと、
そして過去の怒りや悲しみから 目を背けてしまう こと――
これこそが、内観を辛く苦しいものにしてしまう原因です。
人間は、つらいことや苦しいことを感じたくないものです。
けれど、まさにその つらい出来事を手放す ことこそが、内観の目的なのです。
「すべては、もう終わったこと」
そして、その経験も、自分という人間を形づくる一部なのです。
その痛みを、本当の意味で理解してあげられるのは、他でもない、自分自身です。
だからこそ、内観で大切なのは、
「責める」のではなく、「認めて」「許す」こと。
もし内観をしていて、過去への後悔や反省が出てきたときは、
その感情をしっかり感じて、まずは受け止めてあげてください。
責める必要は、どこにもありません。
自分が、自分を認める。
この本質を忘れずに、内観を続けてみてください。
もし、それでも問題の解決に至らなければ、やはりヒプノセラピーを受けることをおすすめします。
もちろん、私もセッションを承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。
それでは、第14回の内観講座はここまでです。
次回もお付き合いいただけたなら幸いです。