(320日目)口下手でも悪知恵使えりゃ何とかなる。

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昔から悪知恵を働かせてきたなぁ、とふと思い出しました。
悪知恵であっても頭を働かせてまくってきたワケですから、今の自分の人格形成には大きな影響を与えているように思います。

まさに悪知恵のPDCAサイクル。

だって真面目一辺倒だった周りの人をみても、とても幸せそうに見えなかった(本人は幸せだったのかもしれないが)。ならば少々悪さを知っておいた方が自分の人生にはプラスになるんじゃ?と考えますよね?え、俺だけ?


さてさて。

コミュニケーションがとても苦手な人、いますよね。

● 人と話すのが苦手。

● 何を話して良いのか分からない。

● 緊張して頭が真っ白になる。


そうなっちゃう気持ちは分かるんですよ。
分かるんですけど、そんな自分が嫌になったりしません?

しかも苦手だという自覚があるから、「何とかしよう」と余計にもがいて空回りする。これの繰り返しだと自分に嫌気もさすでしょう。

で、この状態を打開するにはどうすればいいか?って話です。

おそらくこの状態に置かれていると、コミュニケーションをうまくできる本を読んだり、Youtubeでその手の動画を見たり、コミュニケーションが取れる場所に行って場数を踏んだり・・・。そんな感じでしょうか。

しかし、それで解決できないのなら視点を変えてみる必要があります。おそらくこの問題で苦しんでいる人って真面目なタイプが多いように思います。しかし真面目なだけでは自分の人生を損してしまっていることも多いです。

ここまでは正攻法で取り組んできたワケですが、その正攻法が効かないとしたら・・・?

いちど悪徳なコミュニケーションを学んでみてはいかがでしょう。

悪徳なコミュニケーションってなに?と思うでしょう。それはコミュニケーションを巧みに使って犯罪行為を行う側のコミュニケーションって意味です。

例えば詐欺師。言葉巧みに相手を信用させ、信用させるためのテクニックと労力は人一倍掛けている悪い人たちです。しかし、ここで使われるテクニックは自分が持ち合わせてないコミュニケーションの視点を与えてくれます。

騙されると言うことは相手を信用する・信用してしまうだけのコミュニケーションが取られていることの証明です。悪巧みを考えていても相手を信用させるには「表情や姿勢の使い方」「寄り添う姿勢の見せ方」「上手な嘘のつき方」が学べます。

次にヤクザ。恫喝を用いて相手を屈服させるテクニックがあります。相手を威圧させるための口調や表情・自分の言い分を押し通すだけの胆力・飴と鞭を使い分けて相手の心を揺さぶるテクニック。

彼らはコレがなければ稼げないわけなので、必死なわけです。自分の人生・生活に関わるからこそ、そのための技術を磨き、それこそ一所懸命に取り組むことを考えれば、学ぶべきことは多かったりします。

すべて自分にはないテクニックや積み重ねの宝庫なワケです。では、これらの情報はどのように仕入れるか?簡単なことです。経験者の本を買って読めばいいんです。Youtubeでも探せばありますよ。

いま挙げたテクニックを用いる側は目的のために必要な手段を上手に使っていると言えます。そして、それをされる側の心の動きにも目を向けて、そのテクニックの意味や効果を予測しながら理解してみると学ぶことはとても多いと思いますよ。

完全な解決策ではないものの、一つ新しい方法としてキッカケにはなると思います。


私もかつては人見知り・引っ込み思案・恥ずかしがり屋の3連コンボでした。しかし、今ではこれを言っても誰も信じてくれないほど、コミュニケーションを普通に取ることができます。

だからこそ人は変わることができることを誰よりも知っています。


私がコミュニケーション苦手な相手の相談に乗るとき、伝えていることがあります。それは以下の3点です。

◆ その場のコミュニケーションは一度きりだと思え

◆ 自分がではなく相手を主体に置いて話せ

◆ 相手を敬い、相手を好きになれ


自分の一生にとって『この人とこの話をできるのは一度しかない』と思えば、その時間をいかに有意義にして大切にしようかと考えるじゃないですか。そのチャンスを最大限にしようと考える気持ちがまず大切です。

そして自分が苦手と思うこと自分が恥ずかしいと言う気持ちを捨てて欲しいのです。それはすべて自分が主体になっていて相手のことを考えていません。コミュニケーションはあくまで相手が主体と言う意識を持って欲しい。常に相手のことを考えて接すれば自ずと正しいコミュニケーションが取れるはずです。

そして、相手を好きになろう・敬おうという気持ちが大切ですね。これがなければ相手は心地よく話してくれません。このスタンスで相手とコミュニケーションを取ることができれば確実に変化は訪れます。

最後にもう一つ。
それは見切りをつけることも大切だと言うこと。どれだけコミュニケーションがうまく取れる人間でも、何とも会話のキャッチボールがうまくいかないケースがあります。こればかりはどうしようもありません。なのでそんな時は早々と見切りをつける割り切りが必要です。

良いコミュニケーションを取るためには、悪知恵さえも教材になる。視点を変えてみると新しい発見があり、目から鱗かもしれませんよ。
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