GA4のレポートを社長に見せるなら、この5つだけでいい(専門用語の言い換え表つき)

記事
ビジネス・マーケティング
こんな方に向けた記事です。
・毎月、GA4の数字をまとめて社長やお客さまに報告している
・「で、結局どうなの?」と聞かれて、うまく答えられない
・前の担当者からGA4を引き継いだけれど、どこを見ればいいかわからない

僕はいま、2つのサイトで、GA4とサーチコンソールの数字を毎週自動でまとめるレポートを動かしています。

作っていていちばん時間を使ったのは、数字を取ってくるところではありませんでした。
「どの数字を見せて、どう言い換えるか」です。

この記事では、その結論を書きます。

GA4の画面をそのまま見せても伝わらない理由


GA4の画面は、見る人がGA4を知っている前提で作られています。

・数字が多すぎて、どれが大事かわからない
・「セッション」「エンゲージメント率」など、言葉がわからない
・先週や先月と比べた「増えた・減った」がすぐに出てこない

社長が知りたいのは、ほとんどの場合「お客さんは増えているのか」「何をすればいいのか」の2つです。
そこに答える数字だけを、答えられる順番で並べれば伝わります。

社長に見せるのは、この5つだけ


1. 何回来たか(先週と比べて)
いちばん上に置く数字です。先週より増えたか減ったかを、矢印か「+〇回」で添えます。

2. ゴールまで何回進んだか
お問い合わせ、予約、購入、電話など、そのサイトで「来てほしい行動」の回数です。
ゴールは1つに決めておくのがおすすめです。2つ3つあると、どれを見ればいいかでまた迷います。

3. どこから来たか
検索、Googleマップ、SNS、ほかのサイトのリンク、など。
「SNSを頑張っているのに、ほとんど検索から来ていた」のような発見がいちばん多いのがここです。

4. どのページが見られたか(上から5つ)
全部のページを並べる必要はありません。上の5つで、ほとんどの動きはわかります。

5. Googleで、どんな言葉で探されたか
ここだけはGA4ではなく、サーチコンソールの数字です。
「お店の名前で探されている」のか「悩みの言葉で探されている」のかで、次にやることが変わります。

専門用語の言い換え表


レポートに書くときは、この言い換えをそのまま使ってください。

・セッション → 来た回数
・ユーザー → 来た人の数
・表示回数(サーチコンソール) → 検索結果に出た回数
・クリック数(サーチコンソール) → 検索結果から来た回数
・CTR → 検索結果に出たうち、押された割合
・掲載順位 → 検索結果で上から何番目か
・エンゲージメント率 → すぐに閉じられなかった割合
・キーイベント(コンバージョン) → ゴールまで進んだ回数
・オーガニック検索 → 検索から来た
・参照元 → どこから来たか

言い換えるときの目安は「14歳でも読めるか」です。
社長が専門用語を覚える必要はありません。レポートの側が歩み寄れば済む話です。

期間は「先週」と「直近4週間」の2つで足りる


1週間だけの数字は、祝日や天気、たまたまのSNSの拡散で大きくぶれます。
直近4週間を並べると、ぶれをならした「流れ」が見えます。

「先週どうだったか」と「最近の流れはどうか」。
この2つが並んでいれば、たいていの質問には答えられます。

毎週まとめるのが大変なときの3つの方法


1. 手で写す
いちばん確実ですが、毎週となると続きません。

2. Looker Studio(無料)
Googleの無料の道具で、GA4の数字を表やグラフにして自動で新しくできます。
社内に数字を読める人がいて、「並んでいれば十分」ならこれで足ります。
ただ、作るのに少し慣れが必要で、「先週より減ったのはここが原因かも」のような説明の文章は書いてくれません。

3. 説明の文章つきで自動にする
数字に加えて、言い換えた言葉と「見直すと良さそうなところ」まで毎週自動で出す形です。
社長が自分で開いて読める、というところまで持っていきたい場合はこちらです。

さいごに


僕はココナラで「GA4の数字を、社長が読める週報にします」というサービスを出しています。
この記事の5つと言い換え表を、毎週自動で新しくなるページにしてお渡しするものです。

とはいえ、まずは上の5つと言い換え表だけで、次の報告を作ってみてください。
それだけで「で、結局どうなの?」と聞かれる回数は減るはずです。
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