先日、何気ないやり取りの中で、ふと相手の気持ちがわからなくなる瞬間がありました。昨日までは自然に受け取れていた言葉が、その日は少し遠く感じられて、返信の間や言葉の短さが妙に気になったのです。
何かが変わったわけではないのに、心だけが先に揺れることがあります。そんな時は、相手の気持ちが急に消えたというより、自分の内側の水面が乱れていることもあります。
東洋の考え方では、物事はいつも同じ場所にとどまらず、陰と陽の間を巡っています。近づく時があれば、少し静かになる時もあります。人の心も同じで、言葉が多い日ばかりではなく、内側に戻る日もあるのです。
四柱推命でも易でも、流れを見る時には「今、動く時なのか」「待つ時なのか」を大切にします。タロットで沈黙のカードが出る時も、それは終わりではなく、まだ形になる前の時間を示していることがあります。
相手の気持ちがわからなくなった時ほど、すぐに答えを出そうとしなくて大丈夫です。まずは自分の呼吸を少し整えて、相手の態度だけでなく、自分の心が何に反応しているのかを静かに見てみる。それだけで、見えてくるものがあります。
わからない時間にも、流れは静かに続いています。