月曜の朝、8時45分。
オフィスの扉を開けた瞬間、真っ先に確認してしまうのは、あの席に人がいるかどうかです。
いれば、一日の緊張が始まります。
いなければ、その日は少しだけ息ができる。
同じ部署の先輩。
仕事はできる方ですが、なぜか自分にだけ当たりが強い。
提出した資料を人前で細かく指摘される。
自分だけ情報が回ってこない。
上司に相談するほどの決定的な出来事はありません。
だからこそ、誰にも伝わらないのです。
「私の受け取り方が過敏なのかもしれない」
そう思い込もうとしていた女性(Tさん・40代後半)のお話をさせてください。
「自分が悪いのかもしれない」と考え続けた二年間
ご相談にお越しになったとき、Tさんはまずご自身の落ち度を探しておられました。
「何か失礼なことをしてしまったのかもしれません」
心当たりを探しては、思い当たらず、また探す。
その繰り返しで二年が過ぎたそうです。
朝は動悸がして、日曜の夜になると気持ちが沈む。
「仕事自体は好きなんです。でも、あの人がいる場所には行きたくない」
霊視でTさんを拝見しますと、Tさんとその先輩との間に、細くて黒い糸が一本、しっかりと結ばれておりました。
これは「悪縁」と呼ばれるものでございます。
好き嫌いや相性の問題ではなく、片方の抱える不足が、もう一方から気を引き出し続ける形の縁です。
私は目を閉じ、白龍神様をこの身に降ろし、その糸の成り立ちを霊視いたしました。
白龍神様が示された「あの者が見ているのは、己の姿だ」
白龍神様がお示しになったのは、鏡の前に立つその先輩の姿でした。
鏡に映っているのは、かつて自分が望んでいた働き方をしているTさんの姿です。
「あの者が見ているのは、そなたではない。己が選べなかった道だ」
白龍神様は、そのように告げられました。
その先輩は、家庭の事情で希望していた仕事の仕方を諦めた経緯をお持ちでした。
Tさんが淡々と自分のやり方を守っている姿が、その方の中の消えていない悔いを刺激していたのです。
つまり、Tさんに落ち度があったのではございません。
Tさんは、相手の内側にある不足を映す鏡になっていただけでした。
「Tさん、原因をご自身の中に探すのはおやめなさい。探し続ける限り、糸は太くなります」
私はそうお伝えし、その糸を細めていく関わり方と、状況が動きやすくなる時期の目安をお渡しいたしました。
反応を返さなくなって、変わったこと
Tさんが実践されたのは、言い返すことでも、耐えることでもありませんでした。
指摘を受けたときに、感情で受け取らず、事実の部分だけを短く返すこと。
『ご指摘ありがとうございます。そこは直します』
それ以上でも、それ以下でもない返答を続けられました。
気を引き出そうとする相手に、気を渡さない。
そうすると、糸は少しずつ細くなってまいります。
三か月ほど経った頃、その先輩からの指摘の回数が目に見えて減ったそうです。
そして半年後、その方は別部署へ異動になりました。
『不思議なんです。私が何かしたわけではないのに、向こうから離れていきました』
現在、Tさんは朝の動悸がなくなり、仕事に集中できるようになったとうかがっております。
悪縁は、断ち切るより「渡さない」ことで細くなります
職場の特定の相手に苦しめられているとき、多くの方は「辞めるか、耐えるか」で考えてしまわれます。
けれど霊視でまいりますと、その縁を保っているのは、こちらから渡し続けている気であることが少なくありません。
相手を変えようとしなくても、渡す量を減らすことで、縁の太さは変わりやすくなってまいります。
「なぜあの人が、私にだけ当たるのかを知りたい」
「この状況が、いつ頃動きやすくなるのかを確かめたい」
「今の職場に留まるべきか、離れるべきかを見極めたい」
月曜の朝、扉を開ける前に息を止めているあなたへ。
その消耗を、私に預けてみませんか。
龍神霊視によってお相手との縁の成り立ちと、あなたが軽くなる関わり方を紐解いてまいります。
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