見えているつもりが、伝わっていないかもしれない話
ホームページを見たとき、「なんとなく読みにくい」「ちょっとわかりづらい」と感じたことはありませんか?
それ、もしかしたら“色”が原因かもしれません。
私自身、あるフォーム画面で「送信」ボタンがグレーになっているのを見て、戸惑ったことがあります。
「押せないのか? それとも、ただのデザイン?」と迷ってしまったんです。
結局それは、未入力で無効という意味だったのですが、色だけで伝えようとしていたために、うまく伝わらなかったんですね。
こうした「ちょっとした困りごと」は、実は誰にでも起こりうるものです。
色の違いが伝わらないこともある
私たちは、赤・青・グレーなどの色で、操作や情報を区別することに慣れています。
たとえば「注意点は赤文字」「キャンセルはグレーのボタン」など。
でも、その“色の意味”がすべての人に同じように伝わるとは限りません。
色覚のタイプによっては、赤と黒、緑と茶色、青と紫などの区別がつきにくい場合があります。
つまり、「色で伝える」は、決して万能ではないということです。
読みにくさは、誰にでも起こりうる
たとえば、白い背景に薄いグレーの文字。
ちょっとまぶしかったり、光が反射したりするだけで、読みづらく感じることがあります。
「コントラスト比」という言葉がありますが、これは文字と背景の明るさの差を数値で表したものです。
Webアクセシビリティの国際基準(WCAG 2.1)では、以下のような数値が推奨されています。
・通常の文字:コントラスト比 4.5:1 以上
・大きな文字:3.0:1 以上
誰でも読みにくさを感じる可能性がある。
それが、アクセシビリティが“特別な人”のためだけの話ではない理由です。
工夫は、ちょっとした意識から
「色が伝わらないかも」と思うと、少し難しく感じるかもしれません。
でも実は、ちょっとした工夫でぐっと伝わりやすくなることも多いんです。
たとえば、
・ボタンに「送信」や「削除」などの文字を添える
・グラフの線を点線・実線で区別する
・色だけでなく、アイコンやラベルも併用する
・配色のわかりやすさをチェックできる コントラストチェックツール を使ってみる
こうした小さな意識の積み重ねが、誰かにとっての「わかりやすい」につながります。
「見えているつもり」に気づくこと
コントラストチェックツールを初めて使ったとき、私は驚きました。
「え、これアウトなの?」と思うような組み合わせが、不合格と表示されたからです。
自分ではちゃんと見えているつもりでも、誰かには届いていないかもしれない。
その気づきがあるだけで、ホームページの設計はもっとやさしくできるはずです。
見た目を整えるだけでなく、「ちゃんと伝わること」。
そこに目を向けることで、伝わるデザインに近づいていけると思います。
わたしたちは、「伝える設計」からいっしょに考えます
ココナラには、手軽に使えるサービスがたくさんあります。
ですが、もしあなたが
・はじめてホームページをつくる方
・社内でWeb担当を任されたけれど、何から始めていいかわからない方
・リニューアルするなら、ただ新しくするだけでなく、もっと「伝わるもの」にしたい方
のどれかに当てはまるなら、ぜひわたしたちを選択肢のひとつに加えてみてください。
“見せ方”だけでなく、“伝え方”まで一緒に考えます。
最後に
アクセシビリティという言葉は、まだ聞きなれない方も多いかもしれません。
でもこれは、「誰にでもやさしく届けるための設計」の話です。
ちょっとした気づきと、小さな工夫の積み重ねが、きっと誰かの「使いやすい」につながる。
私たちは、そんなホームページづくりをお手伝いしたいと思っています。
まずは、あなたの「伝えたい」を聞かせてください。
無料相談も受け付けていますので、お気軽にどうぞ。