こんにちは、朔夜です。
私は普段、霊力鑑定や守護霊鑑定を通して、恋愛・仕事・人間関係、そして人生で繰り返されるテーマについてお伝えしています。
友人が帰って、玄関の扉が閉まる。さっきまで話し声がしていた部屋に戻ると、テーブルに湯のみが二つ置いたままになっています。話している間は何とも思わなかった時計の音が、今はよく聞こえる。楽しい時間を過ごしたはずなのに、急に手持ち無沙汰になって、部屋の真ん中に立ったままになることがあります。
誰かを見送ったあとには、「もう少し話したかったな」という気持ちと、「今日はたくさん話したから、少し休みたい」という気持ちが一緒に残ることがあります。どちらかに決めてしまうと、もう一方を置いていくような気がします。今日のお話は、来客のあとや、人と長く過ごした日の帰り道にある、そんな小さな余韻についてです。
① 音が減ったぶん、気持ちが聞こえることがある
話していた時は、相手の表情を見たり、お茶を注いだり、次に話すことを考えたりしています。一人に戻ると、それらがいっぺんに止まります。そこでようやく「あの話、もっと聞きたかった」「久しぶりに声を出して笑ったな」と気づくこともあります。静かになってから楽しかった実感が出てくるなら、その感じ方も自然なものです。
たとえば、使った座布団を片づける前に、自分が座っていた場所にもう一度座ってみます。何かを言葉にしようとしなくても、湯のみの色や窓の外の明るさが目に入ります。「帰ってしまって寂しい」と思う日には、「今日は来てくれてうれしかった」と並べてみてください。同じ出来事に違う気持ちが残っても、楽しかった時間の価値が減るわけではありません。
② 片づけに、急いで元に戻す役目を負わせない
誰かが帰ったあとは、片づけがいくつも待っています。食べ物はしまいたいし、使った皿も洗いたい。一方で、花の位置や椅子の向きまで急いで戻す必要はない日もあります。先に手をつける物を一つ決めて、残りはあとで見てみる。日常に戻ることを急いでいると感じるなら、そんな順番がちょうどよいかもしれません。
家でなく、外で友人と別れた時も同じです。駅で別れてすぐに次の用事を開く前に、ホームに向かうまでの間だけ、歩く速さをいつものままにしておく。電車が来たら乗る。そのくらいの短い区切りでも、楽しかった時間とその後の時間の間に、ひと息入れられます。駅の中で立ち止まる必要も、帰宅後に何か特別なことをする必要もありません。
③ 次に会う予定と、今日のうれしさを分ける
別れてすぐに「次はいつ会えるかな」と思うことがあります。予定が決まれば安心することもありますが、お互いの都合ですぐには決められない日もあります。そんな時は、次の約束を固める話とは別に、今日のうれしさだけを受け取っておくことができます。
たとえば、「窓側の席であの話をしている時、楽しかった」と、自分だけが見るメモに一行残す。短く伝えたくなったなら、「今日は来てくれてありがとう。あのお菓子、おいしかったね」と、予定を尋ねずに送ってもいい。何も書かず、夕飯の準備をしながら思い出すだけの日もあります。次に会える日を決められなくても、今日一緒にいた時間は、もう過ごした時間として残っています。
見送ったあとの三分を、自分に戻す
余韻を急いで片づけなくてもいいように、三分でできる小さなことを考えてみました。必要なものが一つだけあれば、それで十分です。
・片づけが気になるなら、先に食べ物をしまい、湯のみはあとで洗う。
・静けさが気になるなら、自分のために温かい飲み物を用意し、一口だけ座って飲む。
・話したことが心に残っているなら、その中の一場面を短い言葉で書く。
窓を閉めて、湯を沸かすだけでもいいと思います。「今日は誰かを迎えて、いまは一人で過ごしている」と気づくだけで、次に何をするかが見えてくる日があります。ひと息つくことで余韻が強くなるようなら、いつも通りの夕飯やお風呂に移っても大丈夫です。過ごし方をその日ごとに選べるほうが、自分の暮らしに合います。
気配が残る、という見方
スピリチュアルな言葉では、「人の気配が部屋に残る」と表すことがあります。それを、さっきまでそこにあった声や笑い方の記憶に、まだ触れられる時間と受け取ることもできます。湯のみの置かれ方を見て笑ってしまうのは、一緒にいた場面を思い出したからかもしれません。その感覚に特別な理由を探さなくても、今の自分にとって大事な思い出として扱えます。
人との時間から一人の時間へ戻る速さは、相手によっても、その日の疲れ具合によっても変わります。来客が帰ったあとにほっとしたからといって、来てほしくなかったことにはなりません。楽しいと感じた自分も、静かな部屋に落ち着いた自分も、その日を過ごした同じ自分です。どちらにも、居場所を残しておきたいですね。
テーブルに湯のみが二つあったら、一つずつ台所に運ぶ。その途中で、話していた時の笑い声を思い出す。そういう時間があってもいいと思います。次の予定を決めたり、感想を上手に言葉にしたりするのは、あとでできることです。今夜は、今日よかった場面を一つだけ胸に置いて、いつもの暮らしに戻っていきましょう。
追伸 人と過ごすことと一人の時間を持つこと、そのどちらも大切にしたい時には、冒頭の霊力鑑定や守護霊鑑定をご覧ください。日々の関わり方を振り返る時に、ご自身の言葉を見つける手がかりとしてお伝えしています。
#暮らし #友人との時間 #心の余白