斉藤けい子先生(保健体育)
あだ名はサイケ。体育の先生らしく、いつもジャージにタイツ姿で忙しく動き回っておりました。やはりというか男まさりのところがあり、可愛らしい顔に似合わずけっこう怒りん坊でした。
保健の授業の時、何が原因だったか、西川北のBK君がお目玉をくらったあげく、裸足で校庭を走ってこいと言われたのは凍てつく真冬の日のことでした。外は一面の雪。BK君はおもぬろに靴下を脱ぎ、意を決して「えいや」とばかりに外に飛び出し、走り始めました。
ほどなく一周走り終えた彼は必死の形相で教室に飛び込み、何を差しおえても椅子をストーブの前に置いてそれに腰掛け、真っ赤になった両足をそのストーブにかざしたのでした。
そして気の毒にも、霜焼けだった彼の両足はますます悪化したという、笑うに笑えない結末を迎えたのでした。