別々に撮った演奏動画を合わせやすくする撮影のコツ

別々に撮った演奏動画を合わせやすくする撮影のコツ

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オンラインセッション、リモート合奏、社会人サークルの演奏企画、バンドや合唱の別撮り動画など、別々に撮った演奏を集めて1本にまとめる場合、編集前の「撮り方」で仕上がりが変わりやすくなります。高価な機材が必要というわけではありません。
スマホ撮影でも、事前に少しだけルールをそろえておくと、編集時に扱いやすく、見やすい動画にしやすくなります。ここでは、先生や代表者がいる教室イベントだけでなく、メンバー同士で進めるオンライン演奏企画でも使いやすい撮影ポイントをまとめます。

この記事で分かること

別々に撮った演奏動画を合わせやすくするための準備
メンバーへ事前に伝えておく撮影ルール
スマホ撮影でも失敗しにくくするポイント
先生や代表者がいない企画でも使いやすい進め方
編集を依頼する前に確認しておきたい素材の集め方

こんな人に向いています

オンラインセッション動画を作りたい方
社会人サークルやバンドで別撮り演奏を集めたい方
合唱、アンサンブル、発表会動画をまとめたい方
先生や代表者がいない中で、撮影ルールを決めたい方
動画編集を依頼する前に、素材の撮り方を確認したい方

まず決めておくこと

撮影を始める前に、細かいことをすべて決める必要はありません。
ただ、最低限次の3つをそろえておくと、あとから編集しやすくなります。基準になる動画や音源をどれにするか
全員が横向きで撮るか、縦向きで撮るか
動画ファイルを誰のどのパートか分かる名前にするかこの3つだけでも決めておくと、素材を集めたあとに「どの動画をどう合わせればよいか」が分かりやすくなります。

基準になる動画を先に撮る

別撮り動画で一番ずれやすいのが、テンポと曲の位置です。おすすめは、最初にピアノ伴奏、ギター伴奏、ドラム、クリック入り音源など、曲の最初から最後まで流れが分かるパートを1本録画しておく方法です。その基準動画をメンバー全員に共有し、ほかのパートはその動画を再生しながら順番に撮影します。この方法にすると、全員が同じ流れを見ながら演奏できるので、後から合わせやすくなります。再生している基準動画の音が、ほかの人の録画に少し入っても問題ありません。
編集時に音量は調整できますし、むしろ「今どの部分を演奏しているか」が分かりやすくなるので、確認材料として助かることがあります。基準動画を作る人は、曲の最初から最後まで止まらずに撮っておくと使いやすいです。
難しい場合は、元の音源、伴奏音源、メトロノーム、クリック音などを聞きながら撮る方法でも大丈夫です。大切なのは、全員が同じテンポと曲の流れを目安にして撮ることです。
完全にぴったり合わせる必要はありませんが、基準があるだけで、後から合奏としてまとめたときに自然につながりやすくなります。

最初と最後に少し余白を入れる

録画ボタンを押してすぐ演奏を始めたり、演奏が終わった瞬間に録画を止めたりすると、編集で切り出しにくいことがあります。録画開始後、2〜3秒待ってから演奏する。
演奏終了後も、2〜3秒待ってから録画を止める。このくらいの余白があると、開始位置や終了位置を調整しやすくなります。

画面の向きをそろえる

複数人を並べる動画では、横向きと縦向きが混ざると、画面内の余白や大きさに差が出やすくなります。発表会動画、合奏動画、バンド演奏、合唱動画などとしてまとめる場合は、横向きの方が配置しやすいことが多いです。もちろん、SNS用などで縦向きが合う場合もあります。
大事なのは、全員で向きをそろえておくことです。撮影前に「今回は横向きで撮る」「今回は縦向きで撮る」と決めておくと安心です。

できるだけ近い画角にする

同じ曲の動画でも、顔だけが大きく映っている動画と、全身が小さく映っている動画が混ざると、並べたときに見え方がそろいにくくなります。撮影時は、顔や楽器が見えること、画面の端で見切れないこと、カメラの高さが極端に違いすぎないことを確認しておくと、編集しやすくなります。三脚がなくても、机や棚などにスマホを置いて固定するだけで、手ブレをかなり抑えられます。

音が大きすぎる、または小さすぎる状態を避ける

スマホで録音する場合、楽器や声が近すぎると音が割れることがあります。
反対に、遠すぎると音が小さくなり、周りの生活音が目立ちやすくなります。本番前に一度だけ短く録画して、音が割れていないか、演奏が小さすぎないか、エアコンや生活音が大きく入っていないかを確認しておくと安心です。本番を撮り終えてから気づくより、短いテスト録画で確認しておく方がやり直しやすいです。

役割が違っていても大丈夫

合奏動画では、全員が同じ演奏をしていなくても大丈夫です。メロディー、伴奏、打楽器、カップス、歌、手拍子、コーラスなど、役割が分かれていても、画面の中でそれぞれの演奏が見えるように配置できます。どの部分で誰が入るのか、簡単なメモがあると編集時に確認しやすくなります。たとえば、「Aメロは1班」「サビは全員」「間奏は打楽器とカップス」のようなメモで十分です。

ファイル名を分かりやすくする

人数が多い場合、動画を集めたあとに「誰の動画か分からない」という状態になりやすいです。提出時は、名前、パート、曲名、何本目の動画かが分かるようにしておくと整理しやすくなります。たとえば、「田中_ピアノ_1曲目」「佐藤_打楽器_サビ」「山田_カップス_2回目」のように、簡単なルールを決めておくと確認がスムーズです。

撮影前に共有しやすい案内文

メンバーに撮影をお願いする場合は、以下のような案内を事前に共有しておくと分かりやすいです。演奏動画を撮影する際は、以下の点にご協力ください。最初に、伴奏やクリックなど曲全体の流れが分かる基準動画を1本用意します。
ほかのパートは、その基準動画を再生しながら撮影してください。
基準動画の音が録画に少し入っても問題ありません。
録画開始後、2〜3秒待ってから演奏を始めてください。
演奏終了後も、2〜3秒待ってから録画を止めてください。
顔や楽器が暗くならない場所で撮影してください。
スマホやカメラはできるだけ固定してください。
動画ファイル名に、お名前とパート名を入れてください。難しい項目がある場合は、できる範囲で大丈夫です。

撮影前チェック

基準になる動画や音源を決めた
全員で横向き、または縦向きをそろえた
最初と最後に2〜3秒の余白を入れると伝えた
顔や楽器が見える画角にした
音割れや生活音を短いテスト録画で確認した
ファイル名に名前とパートを入れるルールを決めたこのあたりを事前に確認しておくと、撮影後のやり直しを減らしやすくなります。

まとめ

別撮りの演奏動画は、撮影環境を完全にそろえる必要はありません。ただ、基準になる動画を先に撮ること、ほかのパートはその基準動画を再生しながら撮ること、基準動画の音が録画に入っても問題ないことを共有しておくと、後から編集しやすくなります。あわせて、最初と最後に余白を入れること、画面の向きをそろえること、明るさや音量を確認すること、役割やフレーズのメモを用意すること、ファイル名を整理することも大切です。オンラインセッション、リモート合奏、社会人サークル、バンド、合唱、教室イベントなどで、撮影前にどこまで決めればよいか迷っている場合も、分かる範囲でご相談ください。人数、曲数、完成イメージ、希望納期が分かる範囲であれば、お見積りの段階から確認できます。
撮影前の段階でも、素材の集め方や画面構成を含めて確認できます。
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