「餅つき準備、ご飯の香り」

「餅つき準備、ご飯の香り」

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5歳の時の1月下旬
埼玉県の三郷団地に住んでて
ある日回覧板が回ってきた
( ^^) _U~~

回覧板には
「餅つき大会の案内」と書かれる

俺はこの頃幼稚園で
餅つきを生まれて始めてやって
その後お餅を生まれて初めて食べ
それが凄く美味しくて忘れられず
餅つきと言う文字を見ただけで
またあの美味しい
お餅を食べられるのかと感じ
凄くワクワクした

なので俺は
母親に「絶対餅つき大会に
つれってって!」と頼んで
いつ開催されるか分からない
餅つき大会なのに
凄く楽しみで待ちきれなくなる

それから1週間後の日曜日
いつもなら母親と父親は休日なので
朝9時過ぎまで寝てるのだけど
何故か朝7時頃に起床し
何やらお出かけの支度をし始めた

そして朝食の時に俺は
「何で今日は日曜なのに
起床時間早いの?」と聞くと
母親は「今日が楽しみにしてた
餅つき大会だよ」と突然言われる!

この事を聞いて
完全に忘れてた餅つき大会が
今日なんだと知って凄く嬉しくなり
飛んで跳ねて大喜びしてしまった!

餅つき大会は朝9時から始まるらしく
想定外に母親の化粧と
まだ1歳半の弟のヨッチの支度が
色々大変で時間がかかってしまってた

すると開催時間の9時に
間に合わないかもしれないので
俺と父親だけ先に会場に
向かう事にする
+ (o゚・∀・) + ワクワク+

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会場まで歩き始めると
会場の近くになるにつれ
周りの道から親子連れが
ゾロゾロ出てきて会場方面に
歩いて行ってた
ランラン♪((ヽ(*'ェ'*)ノ))

それを見て俺は
「何だか凄く混む予感がするから
絶対迷子になりそう」と思い
自分の事が心配になってしまった

遠くに会場が見えてくると
もう既に長蛇の列が出来てて
我々が来た時間では
大遅刻な感じがしてしまう

すると父親は俺を抱きかかえ
「急ぐぞ!」と言い会場まで
一気に走って行った!

俺を抱えて走ってる最中父親は
「お餅無くなっちゃうよ!」と
言いながら走ってた

その後会場に到着し
列の最後尾に並び先頭を見ると
遥か彼方まで続いてるのが見え
俺は長時間待つだろうと感じる

並んで待ってる時に退屈だから
辺りを見渡すと幼稚園にあった
大きい木のお皿との臼と
きねのトンカチが見当たらない

でもどこかにあるはずだと思い
辺りを探してみたが無かった

しかし遠くには仮設テントが見え
そこに巨大炊飯器があり
白い煙がモクモクと立ってたので
餅つきは必ず行われると確信でき
ホッとする

俺は幼稚園の餅つきで見た光景と
同じ光景の巨大炊飯器から
煙が立ち上る光景を見て
あれがお餅になるご飯だと解った

しばらくすると巨大炊飯器の方から
とても良い香りが風に乗って来て
もう餅つきはいいので
あのご飯を食べたくなってきた

そんな事を思いながら
巨大炊飯器がある方向を眺めてたら
きなこやあんこや黒ゴマが準備され
「あれをお餅に付けるんだ」と思うと
早く食べたくて仕方ない

でも肝心の木のお皿の臼と
トンカチのきねがまだ見えなくて
本当に餅つきが出来るのかだんだん
不安になってしまった
(~_~)シンパイ

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