「無人の夢の国」

記事
小説
展示用_edited.jpg


背景展示用_edited.jpg



【ズル休み】



9歳のとき超話題になった開園5日目の
ディズニーランドに俺と母親と弟で
平日学校をずる休んで行く事になり
思いっきり遊んできた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°


この日朝起きたら母親が
「今日学校休んでニュースで話題の
ディズニーランドに行こう」と
突然我々に言ってきた!


本当は前から父親と母親で計画し
この事を俺や弟のヨッチに言うと
内緒と言っても絶対学校で話して
先生にバレるから教えなかったらしい


なので我々は凄く喜び寝起きなのに
一気に目が覚めてワクワクし始め
コロコロコミックに載ってた
ディズニーランド特集を急いで見直す


すると1日で回れない程たくさんの
アトラクションが紹介されてて
とにかく時間が許す限り乗りまくり
気が狂うほど楽しむ事にした


そして母親が学校に電話して
先生に「腹痛で休ませます」と
嘘を言い休む事になりその事を聞いて
俺は本当に行ける事に感動した!
+ (o゚・∀・) + ワクワク +


なので急いで着替え鞄を持って支度し
ヨッチがトロトロしてたから俺が
ヨッチの鞄の中に色々詰めて手伝い
出発準備が完了した

YchdLIKTXVcxXr31713993690_1713993728.jpg

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【開発途中】



そして自家用車の初代スズキアルトで
高速道路代を節約するため下道で行き
車の中でゲームウォッチをしながら
到着までの時間を潰してた


当時ディズニーランド方面は
ただ土が広がってる埋め立て途中地で
その手前の街ですら今の様に民家や
もマンションも全くない平原だった


そんな場所にある道路だから
遥か先まで一直線でその遥か先にある
ディズニーランドが凄く手前から見え
だんだんテンションが上がってくる
(´∀`*)ウフフ


しかし一直線の道路をいくら走っても
あまりにも遥か彼方にありすぎて
全然近づいていかないから
ディズニーランドが逃げてる気がした


それから永遠30分位走り続けると
やっとディズニーランドの駐車場の
案内板が見えてそろそろ到着する事が
じわじわと実感できて来た


駐車場に着くとディズニーランドが
ここでも遥か先に入り口があり
手前の駐車場に止めると凄く歩く為
出来るだけ入り口の近くまで走る


その後まだ未舗装で土でのままの
ほとんど車が止まってない駐車場を
トロトロ走って入り口近くまで行き
やっと車を止めて降りる事が出来た
( ´ー`)フゥー...

O7yhxcOz9qY6M1v1713993751_1713993882.png

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【寂しい夢の国】



入り口近くに車を止めて降り
100m位先の入園券売り場まで
俺とヨッチは走って競争して行き
後から母親がてくてく歩いてきた


そして当時3900円の1日パスポートを
3人分買って入ると外が砂漠なのに
入り口から一気に夢の国の街が広がり
ファンタジーの世界に入り込む!


しかし平日で開演直後だった為
全く人が来てなくてガラガラで
ミッキーもどこにも見当たらず
誰もいない孤独な夢の国だった


でもそんな気持ち以上に早く
乗り物に乗りたいから俺とヨッチは
入り口の商店街を走って抜けていき
お城がある広場に出た
ランラン♪((ヽ(*'ェ'*)ノ))


そこで母親からパンフレットを貰い
園内の乗り物をヨッチと調べると
まだ半分位の乗り物が建設中で乗れず
凄く残念な気持ちになってしまう


この頃スペースマウンテンも建設中で
シンデレラ城も建設中で中に入れず
エレクトリカルパレードもまだなくて
誰も人がいないし何か寂しい所だった


それでも俺は動いてる乗り物が見え
テンションマックスになってしまい
とりあえず動いてる物が見えたら
その乗り物にどんどん乗って行った
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪

3c99dbf61c281341cca9c40e4cf3db2e.jpg


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す