日記「瑠璃色水夢」
記事小説
【プールの授業】
６歳の時
３時間目にプールの授業があった。
(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
俺は
プールが好きで
特に自由時間が好きだった。
プールの授業は
クロールと平泳ぎと背泳ぎをし
全部10ｍずつ泳ぐと
待ちに待った自由時間になる。
1年生は
足が付く浅いゾーンだけ使用し
深い所に行かないように
先生に言われてる。
しかし俺は
誰も居ない深い所であおむけになり
プカプカ浮いてるのが好きだった。
ヾ(*´∀｀*)ﾉ
すると毎回先生が俺の所に来て
「深いところ行っちゃダメ！」
そういって俺の腕を引っ張り
浅い所に連れ戻される。
この時の先生は
美人で若いけど言い方が怖い
高野幸子先生と言う人。
〓＝〓＝〓＝〓＝〓＝〓＝〓＝〓＝〓＝〓＝〓
【ごまかし】
俺は
プールで遊ぶと鼻に水が入るから
それが嫌であまりはしゃがず
おとなしく遊んでた。
浅い所に引き戻された俺は
プカプカ浮けないので
日向ぼっこを始めてしまう。
そしてしばらくすると
体が熱くなってくるので
またプールに入っる。
( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．
しかし
浅い所だとプカプカ浮けず
先生が皆と遊んで見てない隙に
また深い所に向かった。
今度は
集団のギリギリ端っこより
ちょっとだけ先に行き
その地点の深い所で浮く事にした。
俺は
「ここなら先生に見つかっても
かろうじて解らないだろう」
そうやってごまかした。
この深い地点は
１,3m位の場所で
俺の背の高さと同じくらいの深さ。
(´∀｀*)ｳﾌﾌ
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【バレる嘘】
俺は
この地点でまた仰向けになり
ブカブカ浮いて楽しむ事にした。
そしてしばらくすると
女子の水泳帽が流れて
深い所に行くのが見えた。
この時俺は
水泳帽を取りに行こうとしたけど
先生に深い所に行かないよう
きつく言われてたので行けない。
すると
先生が深い所に向かっていき
女子の水泳帽を取ってきてくれた。
ヽ(ﾟ`Д´ﾟ)ﾉｵｫｫｫｫ
そして
先生が浅い場所に戻る時
なぜか一直線に俺に向かってくる。
俺は
「まずい！深い所に来たのバレた！」
そう感じて焦ってしまった。
でも先生は
俺の所に来て無言で手を引っ張り
また浅い所まで連れ戻されしまう。
ｱﾜﾜﾜﾜ(((ﾟдﾟ; )))ﾜﾜﾜﾜｯ
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【ビーチ版遊び】
そして先生に
ビーチ版を渡されて
「これを使ってここで遊んでなさい」
そう言われてしまった。
仕方ないので俺は
ピーチ版を縦に沈めて
ピーチ版が浮き上がる勢いに乗り
ジャンプして遊ぶ事にした。
しかしこれが結構難しく
真っすぐに沈めるのにも
力を入れる方向を垂直にしないと
斜めに沈んですぐ飛び出してしまう。
しかも
斜めに沈めたビーチ版から
手が離れてしまう事もあった。
( *ﾟДﾟ)ﾉｱ！
そうなるとビーチ版は
斜めにロケットの様に飛んでいき
直撃した子にビーチ版飛ばしで
きっちり仕返しをされた。
しかし俺は
それにもめげずに
水から飛び出るピーチ版に乗って
空高く飛ぶ練習をした。
でもなかなか垂直に沈められず
ビーチ版が斜めに沈んだ時に
強引に乗っても全然高く飛べない。
|ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
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【消毒作業】
こんな事して遊んでると
自由時間も終了し
着替えを済まし
教室に戻る事になった。
俺は
プールから出る時の
目を洗う事が苦手で
直接水を目に入れるのが嫌い。
でもこの作業の時
先生がしっかり横から見てて
ごまかす事が出来なかった。
なので俺は
毎回必死に我慢して
目に水を入れて洗ってた。
ｷﾞｬｰ(*ﾉ>Д<)ﾉ
そしてその後
すごい勢いのシャワーを浴びて
とてつもなく冷たい消毒水に入る。
ヽ(ﾟДﾟ; )ﾉﾋｴｰ
俺は
シャワーに当たるのは
何とか平気だったけど
消毒水の冷たさは耐え難かった。
しかし先生に
この消毒水に肩まで入れられて
10秒数えるまで出れないので
これが凄く大っ嫌いだった。
