小説「ミトミと私の奮戦記。」

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◇0歳 いらっしゃい「ミトミ」
   私は10歳女子 小学校から帰ってくると母がマルチーズっぽい
   子犬を拾ってきた。

   子犬はすぐに病院へ 検査、生まれてまだ間もない雌なのと
   マルチーズの入った雑種、可愛く言えばミックス犬と判明。
   あと腹に回虫がいるとのこと、薬を飲ませてしばし待つと
   回虫出てきて『キモ!』

   母は「ミトミ」と名付けた。
   『あっ忘れてた!』今日は母の33歳の誕生日だ。
   そしてそれをなんとなく示したイヤミな気がする。
   のでプレゼント代わりに、反論することなく
   その名前を受け入れた。と言うより、
   代案考えるのが面倒だったから

 回虫の災難終わってまた一難、
   体がかゆい。母も体がかゆい。
   ちょうど帰ってきた父も着替えた後に        
  「体がかゆい!」
   なんということでしょう 子犬は『幸せ』どころか
   ノミを運んできた。
   そこからは家族一丸となりノミ退治、子犬はお風呂に。
   そんなこんなで母の誕生日は吹き飛んだ。さすが厄年。

   それでも手のひらに乗るような そのちっちゃい子犬に
  「ようこそ我が家へ いらっしゃい。ミトミ」と 声をかけてみる 。
   今日が母とミトミの誕生日。 Happy Birthday お母さん&ミトミ

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