【四柱推命 恋愛相談】相性診断と愛・別れ話

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占い
相性診断は他の相談に比べて難しい。
命式と運の流れを分析すること自体が難しいわけではない。
どんなテーマでも相談依頼者たちは自分が望む結果(しかも、それが事実でなくても)が出なければがっかりするけど、、、
特に相性診断のような場合、自分が望む結果が出ない場合、さらに失望する。
しかも、カップルが一緒に来る場合???
このような場合、正常な相性診断は事実上不可能である。
相性診断において恋人であれ夫婦であれ、二人は利害関係人である。
利害関係人が一緒にいる席でありのまま言えるだろうか。
特に、どちらかが一方的に愛する場合、相性が悪いということはさらに受け入れられない。
そのため、自分が望む結論を下す占い師を探し回りながら相性診断ショッピングをする。
普通、「印・比・食」 中心の命式を持った相談依頼者のありふれたミスだ。
当然結末が悪い。
相性がわるいということは時限爆弾を持っているのと同じだ。
明らかなことは、いつかは必ず爆発するということだ。
爆発する時期を決めるのが運だ。

相性より愛がもっと重要ではないかと反問される方々が多い。
彼らは愛ということに対して大きな勘違いをしているのだ。
私は彼らに聞きたい。
「あなたの思う愛は何ですか?」 と
愛はときめきも、楽しみも、安定感でもない。
愛は選択と責任だ。
それで愛の最後の段階が結婚なのだ。
あなたがどんな人であれ、あなたを選んで、責任を負うというのが愛だ。
自分の気に入った部分、
自分の好きな部分だけ見て、
その人を愛しているという人がとても多い。
それは完全な愛ではない。
自分の気に入らない部分、
自分が嫌がる部分も喜んで、受け入れて耐えるのが完全な愛だ。

相性診断というのは、まさにそのような気に入らない部分、嫌いな部分をどれだけ、どこまで耐えられるかを把握する行為だ。
このように重要なのが相性なのに利害関係人の恋人と一緒に来るのが話になるのか。
相性は相手を疑って見るものではない。
自分の眼目を疑って見るのだ。
恋に落ちると目に見えるものがなくなり、判断力が低下する。 ひどい場合、理性が麻痺してしまう。
勉強をちゃんとして、言葉遊びで相談してくれる占い師ではなく、
相談依頼者の顔色をうかがう占い師ではなく、
相性診断の大家たちはよく知っていると思う。

四柱推命ほど短時間で人の仮面を剥がす道具がどこにあるのか。
無い。
少なくとも現在地球上にはなく、今後もなさそうだ。
四柱推命はその人の仮面を剥がすことはもちろん、
その仮面がいつ、どのような状況で着脱できるかもわかる道具だ。
他の心理検査、知能検査より四柱推命相談が優れている理由だ。
本当に相手を愛するなら、必ず相性を見なければならない。
そして必ず一人で訪ねて来なければならない。
相性がいいなら、どんな風に生きていくべきかを考えてみなければならないし、
相性が悪ければ果敢に別れなければならない。
それがその人のためにも、自分自身のためにも必要だ。
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