(再) 経営改善のレシピ3 『売上増加策(1)』

(再) 経営改善のレシピ3 『売上増加策(1)』

記事
ビジネス・マーケティング
第2回で、利益を出すためには、「売上増加」「原価率の低減」「経費削減」
この3つの要素しかない、とのお話をしました。
今回はこの3要素のうち、「売上」に関してです。
「売上」をさらに分解すると、
『顧客数』 × 『客単価』 × 『購入頻度』
となります。
すなわち、「お客さんの数」を増やして、
そのお客さんが「1回に買ってくれる金額」を大きくし、
さらに「買いに来てくれる回数」を増やす。
そうすると、『売上』は、増えます。
他の要素「原価率」「経費」が変わらなければ、
「売上」が増えれば、『利益』も増えます。
ただ、「何かをいじる」と「別の何かの数字」も変わってしまう。
例えば、新規のお客さんを増やすために、宣伝を強化すれば、
広告宣伝費という「経費」が増えてしまう点には、注意が必要です。
まずは、極力「原価」や「経費」を増やさずにできることから。
〇 『笑顔とあいさつ』
 かつて、マクドナルドのCMに「スマイル 0円」というのがありました。
お客さんが店員さんの笑顔に払うのは0円。
経営者が集客に払うのも0円(人件費のうち)です。(CM代は別)
やはりむかし「社員教育費節減のため『いらっしゃいませ』『ありがとう
ございました』をレジの人に言わせない」というスーパーがありました。
価格(薄利多売)で勝負というコンセプトでは、CM効果はあったでしょう。
(経費削減効果は?)
なかなか、「価格勝負」に行けない小規模企業では、
今一度『接客』に目を向けていくことが必要だと思います。
『笑顔』と『あいさつ』。コミュニケーションの基本です。
〇 『お得』感
 年末に、年始のご挨拶の品を買いに近所のお店に行った時のこと。
我が家的には、ちょっと奮発したお酒を買いました。
「お年賀用に、包んでもらえますか。」とお願いしたところ、
気持ちよくやっていただき、熨斗までつけてくれたのですが、
『(ビニール)袋は有料、4円になりますが、どうしますか?』
と聞かれ、ちょっとびっくり。
「結構です。」といって、そのまま抱えて帰ってきました。
 別の和菓子屋さんでは、『サービスセット』を1,000円で売っていて、
定価合計よりも30%くらい安かったので、家内は3セットも買ってきて、
親戚に配っていました。
 ただでさえ、安くて『お得』感があるのに、セットの袋の中には、
もう一枚ずつ店の紙袋が入っていて、配るときに重宝しました。
「エコのため」ビニール袋を有料にしたんだと思っていたら、
なぜ紙袋も有料?と思っているお客さんも多いのではないでしょうか。
従来無料だった袋代で、「原価」や「経費」負担が大きく膨らむとは、
思えません。
酒屋さんの件でいえば、高額な商品だけ袋をつけるのは、
他のお客さんに不公平感を与えるから、というのであれば、
「いくら以上お買い上げのお客様の紙袋は、サービスします。」
と表示するとか、有料にしておいて、「精算時に値引き」とすれば、
かえって『お得』感、『満足』感を増せるのではないでしょうか。
そんな気持ちになってもらって、既存客の離脱を防ぎ、
新規客を一元ではなく、固定客にできれば、安いもののはずです。
消費者は『お得』が大好きです。
『常に、お客様の目線で考える。』
事業者として、当たり前のことであり、
「やってますよ」という方が大半でしょう。
でも、「今日、出来ていましたか?」「今、出来ていますか?」
「知っていること」と「実行すること」には、大きな差があります。
『やってみる』『あきらめない』。
まず、行動することから始めましょう。
                     以上、富太郎でした。

* 内容は、過去に投稿させていただいたものの、再掲示です。





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