本当にやりたいことをしなさい。でも、それが悪いことだったら?

本当にやりたいことをしなさい。でも、それが悪いことだったら?

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「本当にやりたいことをしなさい」

自己啓発の本やスピリチュアルの世界で、よく耳にする言葉です。
他人の目を気にせず、自分の心に正直に生きる。
素敵な考え方ですよね。

でも、ちょっと待ってください。

もし、本当にやりたいことが、誰かを傷つけることだったら?

例えば、どうしても許せない相手がいる。
仕返ししてやりたい!

これが今、一番やりたいことだったとします。
では、心に正直に仕返しをすればいいのでしょうか?

いやいや、それは困りますよね(笑)
ここで、一つ大切なことがあります。

「やりたいこと」と「やっていいこと」は、必ずしも同じではない。

好きになった相手に、すでにパートナーがいる。
それでも好きという気持ちが消えない。

その気持ち自体を責める必要はありません。
でも、自分の恋心を理由に、相手の意思を無視したり、誰かを傷つけたりしていいわけではありません。

では、やりたいことを我慢するしかないのでしょうか?
実は、ここからが面白いところです。

わたしたちが「やりたい」と感じていることの奥には、別の願いが隠れていることがあります。

例えば、誰かに仕返しをしたい。

その気持ちを、もう少し深く見ていきます。

なぜ仕返しをしたいのでしょう?

悔しかったから。

なぜ悔しかったのでしょう?

自分を馬鹿にされたから。

本当は、どうしてほしかったのでしょう?

自分を大切に扱ってほしかった。
自分の価値を認めてほしかった。

あれ?

最初は「仕返しがしたい」だったのに、奥にあったのは「大切にされたい」という願いだったんです。

そう考えると、仕返し以外にも、その願いを大切にする方法が見えてきます。

自分を尊重してくれる人との時間を増やす。
嫌な扱いをする相手とは距離を置く。
自分の気持ちをきちんと伝える。

仕返しをしなくても、自分を大切にすることはできるんです。

ただ、ここで気をつけたいことがあります。

「倫理的に良くないこと」と「世間の常識から外れていること」は違います。

例えば、安定した仕事を辞めて、好きなことに挑戦したい。
周りから反対されることもあるでしょう。

「そんなの無謀だ!」
「いい年をして何を考えているんだ!」

でも、誰かに反対されたからといって、間違った生き方になるわけではありません。

自分の責任で選び、周囲への影響にも向き合っているなら、世間と違う道を歩んでもいいんです。

反対に、みんながやっているからといって、正しいことになるわけでもありません。

自分の願いを大切にしながら、相手の気持ちや自由も大切にすること。
そして、欲望の奥にある本当の願いに気づくこと。

だから、何かを強く望んだときには、自分に一つ質問してみてください。

「わたしは、それをすることで、本当は何を得たいんだろう?」

愛情でしょうか?
安心でしょうか?
自由でしょうか?
それとも、自分を認めてもらいたいのでしょうか?

答えが見つかったら、今度はその願いを満たす別の方法を探してみる。

心に正直に生きることと、欲望の言いなりになることは違います。
心の声は、何を望んでいるのかを教えてくれます。

でも、それをどう叶えるかは、自分で選べるんです。

そして最後に。

わたしたちは、自分の心にもっと正直になっていい。

怒ってもいい。
嫉妬してもいい。
誰かを羨ましく思ってもいい。

そんな感情を持つ自分まで、悪者にする必要はありません。

ただし、行動には責任を持つ。

どんな気持ちを抱くかは自由。でも、どんな人間として生きるかは自分で選べる。

本当にやりたいことを見つけるというのは、好き勝手に生きることではなく、自分が本当に大切にしたいものを見つけること。

そう考えると、人生の選択も少し変わってきますね。

あなたが今、一番やりたいこと。

その奥には、どんな本当の願いが隠れているのでしょうか?

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