おにぎりを作るとき、どれくらいの力で握っていますか?
わたしは、おにぎりって不思議な食べ物だなと思うんです。
だって名前が「おにぎり」ですよ?
握ることが仕事みたいな名前なのに、実は握りすぎるとおいしくなくなるんです。
ギュッ、ギュッ、ギューッ!
これでもかというくらい握る。
すると、どうなるでしょう?
ご飯がぎっしり詰まった、硬いおにぎりの完成です。
もはや、おにぎりというより、お米の筋トレです(笑)
おいしいおにぎりは、形が崩れない程度に、優しく握ることが大切だそうです。
つまり、力を入れれば入れるほど、おいしくなるわけではないんです。
これって、人生にも似ていませんか?
仕事を頑張る。
家事を頑張る。
人間関係も頑張る。
もっと良い人になろうと頑張る。
もちろん、頑張ることは素晴らしいことです。
でも、何でもかんでも全力でやっていたら、疲れてしまいます。
特に、真面目な人ほどそうです。
頼まれたことは断れない。
失敗したら自分を責める。
休んでいると、何となく落ち着かない。
そんなふうに、いつも心に力が入っている。
おにぎりだったら、とっくにカチカチです(笑)
ところで、面白いことがあります。
わたしたちは「手を抜く」と聞くと、あまり良い印象を持ちません。
手抜き料理。
手抜き仕事。
なんだか、いい加減な感じがしますよね。
でも、おにぎりを作るときには、適度に力を抜くことが大切です。
手を抜くことと、力を抜くことは違うんです。
ここ、結構大事なところです。
力を抜くというのは、何もしないことではありません。
大切なところには力を使い、必要のないところでは緩めること。
例えば、仕事で失敗しないように気をつけるのは大切です。
でも、失敗したあと、何日も自分を責め続ける必要はありません。
家族を大切にするのは素敵なことです。
でも、家族のために自分の楽しみを全部我慢する必要はありません。
人に優しくするのも大切です。
でも、誰にでも好かれようとしなくていいんです。
力を入れるところと、抜くところ。
その両方があって、初めてバランスが取れるんですね。
わたしが行っている波動調整でも、スピリチュアルな視点から自分自身のバランスを見つめ直すことを大切にしています。
何かを無理に変えようとするばかりではなく、今の自分に必要な時間を作る。
それも、自分を大切にする一つの方法です。
さて、おにぎりの話に戻りましょう。
どんなに一生懸命握っても、硬くなりすぎたおにぎりが急にふんわりするわけではありません。
だから、最初から力加減を考える。
人生も同じです。
疲れ果ててから休むのではなく、疲れすぎる前に緩めてあげる。
全部を完璧にしようとせず、今日はここまででいいと決める。
それくらいの余裕があってもいいんじゃないでしょうか?
頑張りが足りないから、うまくいかないとは限りません。
頑張りすぎているから、苦しくなっていることもあります。
今日も一日、一生懸命だったあなたへ。
今夜は少しだけ、肩の力を抜いてみてください。
人生は、ずっと握りしめていなくても大丈夫。
おにぎりも、人生も、ふんわりしているくらいがちょうどいい。
あ、でも。
おにぎりの握り方を試すために、ご飯を全部つぶしてしまわないようにしてくださいね(笑)