私の初めての受注はバナー制作でした、
私のようにWEBデザインカテゴリでバナーからサービスを始める人は多いと思います。
「まずはバナーから初めて実績を積み重ねよう」というアドバイスをよく見ますし、私もそう言われてきました。
確かにバナー作成のサービスのハードルは高くありません。
画像データを納品するだけで完了しますし、納品後崩れたり不具合があることもないです。
しかしバナー作成のサービスは増えすぎました、サービスの数が多すぎて時間の経過とともに厳しい市場になってきているのを、肌で感じている人もいるのではないでしょうか。
これからココナラに挑戦する初心者の方に、
バナー作成カテゴリで出品するのはやめましょう。
とは言えませんが、厳しい戦いになるのは覚悟しておいた方がいいです。
今こうしている間にも新規サービスは増えています、
新着順表示でひょっとしたら購入されるかもしれないっ
そう思って必死にサービスページを作成しても購入されない、
ましてや閲覧すらされていない。
そうしてる間に新着順でもどんどん後ろのページに追いやられる。
あなたはどう感じるでしょうか？
無力感でいっぱいになり、せっかく始めたココナラをやめてしまうかもしれません。
ここでやめた方々が始めたサービスが山のように残っていて、それがバナーカテゴリの数が多い原因でもあります。
実際にどれくらいの数があるのか
2022年2月9日の時点で、
「バナー・ヘッダーのデザイン、作成」カテゴリには、
4,452件のサービスがありました。
サムネイルカテゴリの増設により、バナーだったものが流れているので、
過去にはサムネイルカテゴリの数＋バナーカテゴリ数くらいのサービスが溢れていました。
※サムネイルカテゴリは同日時点で2,095件ありました。
恐ろしい数ですね。
さらにバナーカテゴリは市場がかなり成熟していて、
おすすめ順で表示すると販売件数が1,000件を超えるサービスがゴロゴロ出てきます。しかも金額も安い。
ここに食い込んで1p目に表示させるのはそうとうな独自性がないと難しいでしょう。
ここからは価格を固定して検索した場合の印象を書いていきます。
※2022年2月9日時点
1,000円 2,614件
初心者の登竜門であり激戦区といった感じです、数が最も多く全体の約58％が最低価格1,000円で出品されています。
おすすめ順で見ていくと販売歴があるものは8ページまでぎっしりで、
※1Pあたりの表示数は40件
サムネイルに画像を設定していないサービスでも、販売歴があれば歴なしのサービスより上位表示されていました。
数が多いですが、アクティブでないサービスの数も多いです。
販売歴もサムネイルも設定していない、ユーザーのログインもはるか昔であるものもけっこうな数存在します。
印象的なのは、似たようなバナーをサムネイルに設定していることですね、
きっと同じデザインスクールを卒業した方なんでしょう。
なのでデザインスクール出身の方も多い価格です。
通常おすすめ順の1P目に入ることが目標として設定されることが多いですが、
バナーカテゴリでは2P、いや3Pまでに入りましょう。
入ったとしても、この価格の1P目には販売実績1,000件超えのモンスターサービスがありますから、そのサービスとの差別化が出来ていないと厳しいと思います。
新しく出品するとどうなるのか？
こんなに厳しいカテゴリで新規出品するとどうなるのか試してみました。
2月10日18：00に新しくサービスを1,000円で出品しました。
新着順で4番目、おすすめ順だと29Pの24番目でした。
2月12日8：40新着順で17番目、
そして現在2月14日21：00の時点で40番目です。
閲覧数は全部で4回、お気に入り登録は2件です。
こちらのサービスは埋められるところは全て埋めていますが
差別化は全然できていません。
これから出品される方はぜひ反面教師としてご利用ください。
それでは今日はこのへんで。
