友人のうれしい報告に、素直に喜べない日があっても

友人のうれしい報告に、素直に喜べない日があっても

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 こんにちは、まりなです。友人から届いた、結婚や転職のうれしい報告。「おめでとう」と返したあとで、なぜか気持ちが沈んでしまうことはありませんか。よかったねと思っているのは本当なのに、スマートフォンを置くと、自分だけ同じ場所にいるような気がしてしまう。そんな日は、誰にも言えない寂しさが残るものですよね。

 相手が苦労していたことを知っていれば、なおさらかもしれません。ようやく願いがかなったのだから、心から喜んであげたい。それなのに、自分のことばかり考えていると気づいて、今度はそんな自分が嫌になる。お祝いの気持ちにまで、正解を求めてしまうのですね。

 でも、一つの知らせを聞いたとき、気持ちが一色になるとは限りません。友人を大切に思う気持ちと、ご自身の暮らしへの焦りが、一緒に顔を出すこともあります。今日は、その戸惑いを急いで隠さずに、少し眺めてみたいと思います。

「おめでとう」のあとに、寂しさが残ったら

 たとえば、仲のよい友人から結婚すると聞いたとき。お相手と幸せになってほしいと思う一方で、これからは気軽に誘いにくくなるのかな、と感じるかもしれません。友人が遠くへ引っ越すなら、今までのように会えなくなる寂しさもあるでしょう。喜びきれない理由が、いつも羨ましさとは限らないのです。

 転職の報告なら、仕事が決まったことより、悩んでいた友人が自分で進む道を選べたことに心が揺れる場合もありそうです。「私はまだ、どうしたいかも分からない」。そんなふうに、ご自身の迷いが急にはっきり見えてくることもあるのではないでしょうか。

 ここで「人の幸せを喜べないなんて」と叱ってしまうと、本当は何が寂しかったのか、分からないままになってしまいます。友人との時間が変わるのが寂しいのか。自分にもかなえたい願いがあるのか。それとも、最近疲れていて、人の話を受け止める余裕が少なかったのか。すぐに答えを出さなくても、心に引っかかったところを探してみてください。

 「私も、安心できる相手がほしいんだな」「仕事のことを、ずっと後回しにしていたな」。そんな言葉が浮かんだら、まずはそのまま聞いてあげてほしいのです。誰かを羨ましく思った日にも、ご自身が望んでいるものに気づくきっかけはあります。

友人の報告を、自分の締め切りにしない

 同じ年齢の友人や、一緒に働き始めた同期の話は、特に気になるものですね。以前は似たようなことで悩んでいたのに、いつの間にか自分だけ取り残されたように感じる。相手から急かされたわけでもないのに、「私も早く何とかしないと」と、心の中だけが忙しくなってしまいます。

 ただ、その報告を聞いた今日が、ご自身も何かを決めなければいけない日とは限りません。暮らしの事情も、使える時間も、望んでいることも違うはずです。友人と同じ形になれば、同じように満足できるかどうかも、まだ分かりませんよね。

 たとえば、楽しそうな新居の写真を見て羨ましくなったとしても、本当にほしいのは広い家ではなく、帰宅したときにほっとできる時間かもしれません。それなら、今の暮らしの中でも見直せることがありそうです。毎晩誰かの都合に合わせているなら、自分のペースで夕飯を食べる日を作ってみる。部屋で落ち着けないなら、よく座る場所だけ整えてみる。願いの全部をかなえる行動ではなくても、自分を置き去りにしないためには意味のあることだと思います。

 もちろん、小さな工夫で済まない願いもあります。結婚したい、仕事を変えたいという思いがはっきりしたなら、そのことを改めて考える時間を取ってもよいでしょう。大切なのは、友人に追いつくためだけに急がず、自分はどんな毎日を望んでいるのか、そこへ戻ってくることです。

無理に明るく振る舞い続けなくても

 気持ちが追いつかないとき、立派なお祝いの言葉を考えすぎて、返事ができなくなることもあるかもしれません。「知らせてくれてありがとう。おめでとう」と、今伝えられる言葉を届けるだけでもよいのではないでしょうか。羨ましさが少し混ざっていても、相手をお祝いしたい気持ちまで嘘になるわけではありません。

 そのあと、何度も写真を見返して落ち込んでしまうなら、今日は画面から離れても大丈夫です。会ったときに詳しく聞く楽しみを残しておくくらいで。今すぐ全部を知ろうとしなくても、友人を大切にする気持ちは変わりません。

 相手を傷つける言葉をぶつけることと、自分の中に複雑な気持ちがあることは、分けて考えてよいと思うのです。少し落ち着いてからなら、聞きたいことや、自然に伝えたい言葉が浮かんでくるかもしれませんしね。

 うれしい知らせを聞いた日に、自分の寂しさまで見つかってしまった。そんな日もあるのでしょう。友人のお祝いをしながら、ご自身にも「私もこうなれたらうれしいんだね」と声をかけてあげてください。誰かの幸せを大切にすることと、自分の願いを大切にすること。その両方があってよいのだと思います。

気になったのは、友人のことより自分のこれからかも…

 人の報告をきっかけに、恋愛や仕事、この先の暮らしが急に気になり始めることもあります。何から考えればよいか迷うときは、私の総合鑑定でもお話を伺っています。いちばん知りたいご質問を一つ確かめ、霊視とタロットで読み取った背景や今後の見通し、日々の行動のヒントをお伝えします。

 ご相談の前に、前向きな気持ちに整えておく必要はありません。「友人の報告を聞いてから、自分のこれからが気になっています」という、今の言葉からで大丈夫です。鑑定を選択の参考にしながら、ご自身が望む方向を考えるお手伝いができましたらうれしいです。

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