■ 「天姚が、命宮にも夫妻宮にもありません」
紫微斗数の命盤で天姚を探してみたら、財帛宮や疾厄宮に入っていた。人を惹く星と聞いていたのに、ちょっと惜しい場所に思えますよね。以前にも、そんな声をいくつかいただきました。
天姚は、誰の命盤にも一つずつある星です。十二の部屋のどこに入るかは、生まれた時刻で決まります。命宮に入るのは丑の刻(1時から3時)に生まれた方だけ。十二人に一人です。
■ 天姚の置き方
天姚の場所は旧暦の生まれ月から出します。正月なら丑の位置、二月なら寅の位置。月が一つ進むごとに一つずつ動きます。
命宮のほうは、生まれ月と生まれた時刻の両方で決まる部屋です。月の分は天姚と同じだけ動くので、命宮から数えた天姚の場所は時刻だけで決まります。3,000人分の命盤をコードで出して確かめましたが、外れた方は一人もいませんでした。
■ 生まれた時刻と、天姚の部屋
23時から1時(子)は兄弟宮。1時から3時(丑)は命宮。3時から5時(寅)は父母宮。5時から7時(卯)は福徳宮。7時から9時(辰)は田宅宮。9時から11時(巳)は官禄宮。
11時から13時(午)は交友宮。13時から15時(未)は遷移宮。15時から17時(申)は疾厄宮。17時から19時(酉)は財帛宮。19時から21時(戌)は子女宮。21時から23時(亥)は夫妻宮です。
刻の境目に近い時刻に生まれた方は、隣の部屋も読んでみてください。生まれた土地の経度で時刻を直してから刻を決める流派もあります。
■ 部屋が変わると、明るくなる場所が変わります
私は天姚を、その人がいると場がやわらぐ星として読んでいます。入った部屋は、その力がどこで出やすいかを表します。
財帛宮なら、お金のやりとりの場。雑談の流れで仕事の話がまとまる、という出方をします。疾厄宮なら、ご本人の佇まいのほうに出ます。にぎやかにしなくても、そばにいる人の肩の力が抜ける方です。官禄宮なら職場で、田宅宮なら家の中で出ます。
命宮や夫妻宮の方は、その力が自分のまわりや二人の間で目に見えやすい。違いはたぶんそれくらいです。
■ 時刻が分からないときは
紫微斗数は、時刻が分からないと命宮が立ちません。天姚の部屋も出せないので、私の鑑定書でもその場合は紫微斗数を省き、残る二つの占術で書いています。
天姚が気になる方は、お申し込みの相談欄に「天姚」とだけ書いてください。入っている部屋の読みを、鑑定書に一章足します。
あなたの天姚は、暮らしのどこで場を明るくしているのか。命盤で一緒に確かめてみませんか?