「自分の性格が分かりません」——正反対の自分がいても、どちらもあなたです

「自分の性格が分かりません」——正反対の自分がいても、どちらもあなたです

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占い
■ 「自分の性格が分かりません」

人といるときは明るいのに、ひとりになると考え込んでしまう。職場ではきちんとしているのに、休みの日は何も決めたくない。性格診断を受けるたびに、違う結果が出る。そのうちに、どれが本当の自分なのか、分からなくなってしまう。

そう感じている方に、先にお伝えしたいことがあります。正反対の自分がいるのは、性格が定まっていないからではありません。占いの図を読んでいても、ひとりの方の中に、向きの違う力が同時に出ていることはよくあります。

■ 性格診断のたびに、結果が変わる理由

質問に答える形の診断は、答えるときに思い浮かべた場面で、結果が動くことがあります。職場の自分で答えるか、家の自分で答えるかで、同じ方でも答えが変わりうるからです。

占いで見るのは、生まれた日と時刻から計算した図です。その日の気分では変わりません。そのかわり、図の中にある正反対の組み合わせも、隠れずにそのまま出てきます。

■ 外の顔と内の顔は、別の場所で読みます

西洋占星術では、人から見えやすい外の顔を、上昇宮(アセンダント)で読みます。生まれた瞬間に、東の地平線から昇ってきていた星座です。一方で、太陽の星座は、その方の内側の芯として読みます。この二つが別々の星座にある方のほうが、ずっと多いのです。

紫微斗数でも、外と内を分けて読みます。外に出たときの自分を表す遷移宮(せんいきゅう)と、心の落ち着き先を表す福徳宮(ふくとくきゅう)です。上昇宮と紫微斗数は生まれた時刻がないと出せないため、時刻が分からない方は、そこを除いて読みます。

■ 図の中にも、引っぱり合う組み合わせがあります

四柱推命には、冲(ちゅう)という形があります。十二支の輪の中で、ちょうど向かい合う位置にある文字どうしが、同じ図の中にそろう形です。向きの違う二つの力が、ひとりの中でぶつかり合う形として読みます。

西洋占星術にも、二つの星が90度や180度で向き合う配置があります。たとえば、人と深く関わりたい星と、自分の自由を守りたい星が、この角度で結ばれていることがあります。

■ 鑑定書には「矛盾」の章があります

私の鑑定書には、「特徴的な矛盾」という章を設けています。「AでもありBでもある」という形で、その方の中の正反対の組み合わせを、二つ名指しします。

たとえば、「人に会うのが好きなのに、会ったあとはひとりの時間がほしい」。「きちんとしていたいのに、決められると窮屈になる」。こうした形です。揺れに名前がつくことが、自分を知るいちばんの手がかりになると、私は考えています。

■ 矛盾は、直すところではありません

名指しするのは、どちらかを直していただくためではありません。鑑定書では、二つの力がどこで折り合うのか、その方にとっての理想の形まで書きます。

先ほどの一つめの例なら、少人数でゆっくり話せる場を選ぶのが、無理のない形かもしれません。どちらかを我慢するのではなく、両方が生きる置き方を探します。

正反対の自分がいるのは、それだけ多くの力を持っているということでもあります。

単体の鑑定書には、どなたの分にも、この矛盾の章が入ります。生年月日と、分かれば生まれた時刻と場所から、三つの占術で読み解きます。結びには、明日から試せることを四つ書いています。
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