「相性が悪い」は、本当か——何千組の「二人」を見てきて思うこと

「相性が悪い」は、本当か——何千組の「二人」を見てきて思うこと

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占い
はじめまして。鑑定家のりつ洋玄と申します。

占いの話をする前に、少しだけ自己紹介をさせてください。私は約19年、ペアで踊る競技の指導をしてきました。何千組もの「二人」が、どこで噛み合い、どこでずれるのかを、ずっと近くで見てきた人間です。

その経験から、今日は「相性」の話を書きます。


■「相性が悪い」と言われる二人を、たくさん見てきました

ペアを組んで何かをすると、うまくいかない時期が、どの二人にもやって来ます。そのとき、多くの人がこう言います。「私たち、相性が悪いのかもしれない」。

でも、長く見ていると、気づくことがあります。うまくいかない二人の多くは、相性が悪いのではありません。処理の速さが、半拍ちがうだけなのです。

たとえば、こういう二人がいます。片方は、思い立ったら今決めたい人。もう片方は、一晩考えてから答えを出したい人。この二人が何かを決めようとすると、先に動きたい側は「待たされた」と感じ、考えたい側は「急かされた」と感じます。お互いに悪気はゼロです。どちらも、自分の正しい速度で動いているだけ。それなのに、積み重なると「合わない」という言葉になってしまう。

もう一つ、よくあるのは言葉の非対称です。感じたことをすぐ口に出す人と、言葉にする前に胸の中で整理する人。前者は「どうして言ってくれないの」と思い、後者は「どうして待ってくれないの」と思う。これも、相性の問題というより、言葉の出口の設計が違うだけです。


■ 速度の差は、直すものではありません

ここが大事なところなのですが、処理の速さや言葉の出口は、性格の欠点ではありません。生まれ持った質です。だから「直せ」と言い合うと、二人とも消耗します。

うまくいっている二人がやっているのは、直すことではなく、知っていることでした。「この人は考えてから返す人だ」「この人はすぐ動きたい人だ」——それを知っているだけで、同じずれが、衝突ではなく持ち味になります。ずれは、なくすものではなく、合わせ方を覚えるものです。


■ 占いで、何が分かるのか

私の鑑定では、四柱推命・西洋占星術・紫微斗数という三つの占術を使います。それぞれ成り立ちも計算方法もまったく別の体系です。その三つを別々に計算して、同じ方向を指した部分だけを、確度の高い所見としてお伝えしています。

相性の鑑定で私がやっているのは、「合う・合わない」の判定ではありません。点数もつけません。読み解いているのは、さきほどの話——お二人の処理の速さはどう違うか。言葉の出口はどこにあるか。どこが噛み合っていて、どこが半拍ずれやすいか。そして、どう合わせればいいか——です。

生まれた日時の計算データから、それが案外はっきり見えます。「相性が悪い」と思っていた二人が、実は補い合う形をしていた、ということも珍しくありません。


■ 最後に

もし今、身近な誰かと「合わないな」と感じているなら、一つだけ持ち帰ってほしいことがあります。

それは相性の悪さではなく、速度の差かもしれません。そして速度の差は、知ってしまえば、たいてい何とかなります。

読んでくださって、ありがとうございました。

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私のページでは、お二人の相性鑑定と、お一人の性格・才能の鑑定をお受けしています。三つの占術の計算を重ねて、確度の高いことだけを、あたたかい文章でお届けします。ご縁がありましたら。

✦ 鑑定家 りつ洋玄
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