おみくじについて

ご相談者様から「おみくじはどのように引いているのですか？」というご質問をたまに頂戴いたします。

この機会に少しだけご紹介させて頂きますね✍🏻

上の画像の容器は、私の占いの師である方から20年以上前に譲り受けたものです。2本の弓矢を左手に持ったキューピットが描かれており、持つとずしりと重く、真鍮で作られています。

大変力のある祭祀具なのですが、縁結びや思念伝達にはあまり向かないことあって（かなり気まぐれな性格ですので……）、10年以上前から対面のお客様向けの「おみくじ」を収める容器として使用しています。

気まぐれな性格といっても邪気があるわけではございません。ただ、長時間の施術をする中で、どうしても途中で術具自体が「飽きてしまう」ことがあるんですね！

そうなるともう、この子だけがまったく別のことをして遊びはじめてしまい、他の術具もそれにつられて力を発揮しなくなる──ということがありました💦

性格が悪いというよりは、一点集中＆短期集中で力を発揮してくれる術具……といったところでしょうか( ˶'ᵕ'˶)

ただこの性格は「おみくじ」といったような超短距離走の用途にはとても向いているのです。長時間のマラソンは苦手ですが、短距離であれば一瞬で100％の力を出してくれます！

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容器の中には、真鍮製の小さな小さな玉が100個入っています。それを下記の術具で印を結びながら、特別な祈りの言葉と共に引くんですね。

玉にはアラビア数字が彫られており、その番号に対応した内容をご依頼者様に結果としてお渡ししている──というのがおみくじを引く流れになります( ᵕᴗᵕ )

ちなみにこの棒状の術具は1900年代初頭のフランスのもので、カトリックの司祭が聖水を散布するために使用していた灌水棒です。

洗礼や祝福の際にこちらを用いていました。長年、聖水を内部に湛え続けた結果、強い力を持つようになった大変貴重な聖具です。

ご参考になれば幸いでございます🌸✨

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㊙術に使う術具については下記の記事に一部紹介してございます。ご興味がある方はご覧くださいませ！

術に使う呪具の紹介①