集中してはいけない？

よく「集中しなさい」といわれますが、

集中は意識してできるものではない、と最近思います。

意識して集中しようとすると、その意識が邪魔になって没頭できない。

むしろ、どうでもいい、といったいい加減さがあるほうが、

いつのまにか集中できていたりします。

集中はするものではなく、気づいたらしているもの、だと思います。

ただ、集中している自分を意識してしまうと、そこで集中が解けてしまう。

集中とは、有意識をなくすこと、対象に没頭すること、我を捨てること。

集中しようとするとできない、集中をあきらめたところに集中がある。

なかなか難しいです。

羽生 善治さんの「決断力」という本にも同趣旨のことが書かれているようです。

こちらでは、段階を追って少しずつ深いところへ潜っていく、と表現されています。