順番を守らない人が得をする

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本番の試験では、1問目から解こうとしてはいけません。
1問目が一番解きやすい問題であるとは限らないからです。
問題用紙を前にしたら、まずはざっとでいいので、最後の問題まで目を通しましょう。
本当におおざっぱで構いません。
読むというより、眺めるという感覚でいいです。
それだけでも、おおよそどんな問題か、得意かどうか、時間がかかりそうかは分かります。

そうしたら、自分が一番やりやすい問題から取り掛かってください。
難しそうな問題、時間がかかりそうな問題は後回しでいいです。
なぜなら、簡単な問題で脳の準備運動ができるからです。
試験開始直後は脳のウォーミングアップが必要であり、
難しい問題は脳が十分に働くようになってから取り組んだほうがベターです。
もし、問題の途中で行き詰ったら、そこは保留にしてすぐ別の問題に移りましょう。
時間をかけて考えてはいけません。
仕事も勉強も「できることからする」が鉄則です。
できないことは後にまわしましょう。
さもなければ、試験終了までできない問題と格闘したあげく、できる問題をとれずに0点ということになりかねません。
さらに、難しい問題は他の人にとっても難しいわけですから、その問題が解けたからといってあまり意味はありません。
他の人が解けている問題を、自分も確実に解くことが重要です。
一通り解き終わったら、残りの時間で、保留していた問題の再検討と答案の見直しを行います。
答案の見直しは必ずやってください。
マークミスがないか、氏名の間違いが無いかも必ず確認してください。
人間に絶対はありえませんので、いつどんなミスが起こってもおかしくありません。
特に試験場という非日常の空間では、普段ではしないミスも起こりえます。
ミスを防ぐためには、指差ししながら、小さく声に出して確認すると効果的です。
たとえば、「(問題用紙を指差して)第1問のマークは1、(マークシートを指差して)1をマークしている」といった感じです。
指差しをするのは、目で見ただけでは誤りを見逃してしまうかもしれないからです。
人間の目はあてになりません。
見ているようで見ていないということはよくあります。
指差しをすることで、視点を指先に集中させる効果があります。
ちなみに、飛行機や列車など、絶対に事故が起きてはいけないシーンでは、必ず指差しと声出し確認をしています。
よく見かけますよね?
試験に合格するためには、こういったところからもどんどん学びましょう。
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