子供の頃の「好き」が大人になって役にたった話2

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ビジネス・マーケティング
パソコンの購入を許されてからは夢のような毎日でした。

おおまかな構成は決めていたのですが、予算内で最大の満足を得るため色々な会社のパンフレットを集めては、細かい性能を比べて夢を膨らませる日々です。

選択したのは当時おそらくもっともメジャーなNECのPC-8001というマシンでした。それにカラーディスプレイとデータを読み書きするカセットレコーダーをセットで買って貰いました。

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(画像はWeb上のものです)

テレビで「アルト47万円」なんていうコピーがコマーシャルで流れていた頃ですから、軽自動車1台に近い金額だったのだと思います。
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今はもう亡くなった祖母が大きな資金援助をしてくれたことを後で知り、今でもずっと感謝の気持ちを忘れていません。

今のPCスキルが身に付いたのは祖母のおかげだと思っています。いつもニコニコして笑顔を絶やさない小柄な優しい祖母でした。

私も人の親となり、子供がチャレンジしたいことは出来る限り支援してやりたいという気持ちを持たせてもくれました。
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さて、家ではパソコンを触る時間がいくらでもあります。

最初の頃はゲームに没頭していましたが、やがてプログラムを作る面白さを知ることになります。

当時のパソコンにはBASICというプログラミング言語が標準で搭載されており、NECのパソコンにはMicroSoftのBASICが乗っかっていました。

もちろんWindowsが登場する遥か前の話です。

BASICというプログラム言語は非常に分かり易くできていて、少しなれてくると色々なことができるようになってきます。

ただし、処理が非常に遅いので上級者になると機械言語という難しい領域に入っていきます。当時の私にはそれほどの知識がないため、とにかくBASICを毎日のように打ち込んでは楽しんでいました。

おかげでBASICを利用したプログラムであれば、ほとんど何でもできるようなレベルにはなっていました。

しかし、時が経つにつれ自分のパソコンは型遅れとなり、グラフィックが綺麗で音楽も流せる上位機種が主流になりました。

やがてパソコンに触ることも少なくなり、大学入学時にはお祝いに最新機種を買って貰いましたが、もっぱらゲームやワープロをする程度でのめり込むことはありませんでした。

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それからしばらくして、今の職場に入職したのですが、まだWindowsは登場していませんでした。

Lotus1-2-3という表計算ソフトと、一太郎というワープロだけが使えるような環境でした。

幸いパソコンの扱いには慣れていたこともあり、すぐに順応することは出来ましたが、何も面白いとは感じませんでした。

やがてWindowsが登場し、Office製品が主流になってきた頃に院内でOffice製品以外を使うことが禁止されました。

同時にOffice2003がすべてのPCにインストールされました。

Word・Excel・PowerPointにも、すぐ慣れることができOffice製品の導入はうまくいったようでした。

ただ見慣れないAccessというアイコンだけは開いても何をするためのソフトなのか一向に理解できませんでした。

その頃担当していた経理の仕事において、取引先に支払う買掛金の管理が非常に煩雑でした。
毎月のようにミスをしていたため何か良い方法がないか模索していました。
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取引先毎に1枚のページを作って、金額を管理できればと考え、カード型データベースを検討しているとAccessもデータベースであるということが分かりました。

ここで運命的にAccessと出会います。


私は事務系の医療従事者で、趣味を活かして色々なシステム作りに関わっています。
医療従事者向けの「医療従事者のためのAccess」というブログを書いているので、興味のある方は覗いてみてください。


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