【AI】AIに聞くたびに違うやり方を提案されるという話

【AI】AIに聞くたびに違うやり方を提案されるという話

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ホームページの困りごとをAIに聞いたら、あるやり方を提案された。試してみたけれど、うまくいかない。もう一度聞いたら、今度はまったく別のやり方が出てきた。それも試して、また聞いたら、また別の方法。どれが正しいのか、そもそも正しい方法があるのかもわからなくなった。こうしたご相談は、とても多くいただきます。

正直にお伝えします。AIは、同じ質問をしても、毎回少しずつ違う答えを出します。これはAIの仕組みそのものによるもので、あなたの聞き方が悪いわけではありません。

まず、なぜ答えが変わるのかをお伝えします。AIは、あなたのサイトを見て答えているのではなく、あなたが言葉で伝えた症状から、ありそうな原因を推測して答えています。同じ症状に対して、ありそうな原因は複数あります。だから、聞くたびに別の候補が出てくるのです。どれも「ありえる」答えで、どれも「あなたのサイトで確かめた」答えではありません。

さらに、前回の答えでうまくいかなかったことを、AIが覚えていない場合があります。そうすると、次の答えは前回の続きではなく、また最初からの推測になります。試すたびに振り出しに戻っているようなもので、積み重なっていかないのです。

ここで気をつけていただきたいことがあります。提案されたやり方を次々に試すと、サイトの中身の文字(コード)に、試した跡が少しずつ残っていきます。効かなかった直しが残ったまま、次の直しが加わる。これが重なると、最初の困りごととは別の、新しい崩れの原因になります。「直そうとして悪化した」というご相談の多くは、ここから始まっています。

では、どうすればよいか。答えを集めるのをいったんやめて、原因を確かめる側に切り替えることです。「これで直りますか」ではなく、「なぜこうなっているのか」を確かめる。原因が一つに絞れれば、直し方も一つに絞れます。

ご自身でできることとしては、試したことを記録しておくことです。「これを試した、こうなった」が残っていれば、次に見る人にとって大きな手がかりになりますし、効かなかった直しを元に戻すときにも役立ちます。

ただ、原因を確かめる作業は、実際のサイトを見ないとできません。AIに何度聞いても原因が絞れないときは、あなたのサイトそのものを見て「原因はこれ」と言える人に見てもらうのが、結果として一番の近道です。

これまでに試したことも、無駄にはなりません。「これでは直らなかった」という情報は、原因を絞り込むための材料になります。

だからこそ、聞くたびに違うやり方が出てくるときは、次の提案を試す前に、いったん手を止めて、原因そのものを確かめてもらうことをおすすめします。

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