【AI】ボタンを押しても何も起きないという話

【AI】ボタンを押しても何も起きないという話

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IT・テクノロジー
AIで作ったホームページのボタンを押してみたら、何も起きない。メニューを開こうとしても開かない、画像を切り替えるはずの矢印が動かない、「詳しく見る」を押しても同じ画面のまま。見た目は整っているのに、触ると反応がない。そんなご相談を、よくいただきます。

AIに聞くと「このボタンを押すと、この動きをします」と、あたかも動いているかのように説明されます。画面上にはボタンがちゃんとあるので、動くはずだと思ってしまいます。

正直にお伝えします。ボタンの「見た目」と「押したときの動き」は、別々に作られています。AIは見た目を作るのは得意ですが、動きの部分が抜けていたり、つながっていなかったりすることがあります。

ひとつめの原因は、動きの部分そのものが用意されていないことです。ボタンを押したときに何が起きるかは、サイトの中身の文字(コード)の中で、見た目とは別の場所に書かれます。AIが見た目だけを作って、動きの部分を「あとで追加してください」と省いている場合、ボタンは飾りのままです。

ふたつめは、動きの部分はあるのに、読み込まれていないことです。動きを書いたファイルが別に用意されていても、ページからそのファイルを呼び出す指定が抜けていたり、ファイルの場所が手元のパソコン向けのままになっていたりすると、公開先では読み込まれません。手元では動いていたのに公開すると動かない、というときは、この場合がほとんどです。

みっつめは、リンク先の指定が正しくないことです。ページを移動するためのボタンは、行き先の住所が書かれていてはじめて働きます。この行き先が手元のパソコンの中を指していたり、まだ作っていないページを指していたりすると、押しても何も起きなかったり、エラーの画面になったりします。

ここで大切なのは、ボタンが動かなくても、サイトそのものを作り直す必要はない、ということです。見た目はできているので、足りないのは動きの側の一部だけです。原因が「動きがない」のか「読み込まれていない」のか「行き先が違う」のかを切り分ければ、直す場所はかなり絞られます。

ただ、AIに「ボタンが動きません」と伝えても、どの原因かを確かめずに直し方を提案されることが多く、それを試しているうちに別の場所まで変わってしまうことがあります。動かないボタンが複数あるなら、なおさら、まとめて原因を見てもらうほうが早く済みます。

だからこそ、押しても何も起きないボタンがあるときは、AIに直し方を聞く前に、どこで止まっているのかを切り分けてもらうことをおすすめします。

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