「LPを作ったけど、思ったほど反応がなかった」
WEBで集客しようとLPを制作したものの、コンバージョンが伸びない、問い合わせが増えない。こうした声をご相談で受けることがあります。
原因はいくつかありますが、振り返ってみると、多くは「発注前の整理不足」に行き着きます。LP制作は、デザイナーやコーダーの腕前以上に、「誰に・何を・どう伝えるか」が固まっているかで結果が大きく変わります。
今回は、LPを発注する前にご自身で答えを出しておきたい3つの質問をまとめます。ここを整理してから発注すれば、見積りと納期がブレにくくなり、何より「思ったLP」に近づきます。
■質問① 誰に届けたいですか?
LPで一番大事なのは、ターゲットの解像度です。
「30代〜50代の女性」「中小企業の経営者」——この粒度だと、まだ曖昧です。LPの文章もデザインも、誰に向けて作るかでまったく変わってきます。
おすすめは、たった1人の具体的な人物像を思い浮かべること。
・年齢:38歳
・職業:都内勤務の事務職
・家族構成:夫と小学生の子ども1人
・困っていること:朝の家事と仕事の両立で時間がない
・情報の入手経路:Instagram、ママ友、ランチタイムの検索
ここまで具体化すると、「この人がスマホで見たときに、最初の3秒で『これ、私のこと?』と思ってもらえるか」という基準でLPを設計できます。
「みんなに届けたい」と思うほど、結局誰にも刺さらないLPになります。1人に深く刺さるLPは、結果的にその周辺の人たちにも届くものです。
■質問② 一番伝えたいことは何ですか?
LPの原則は「1ページ・1メッセージ・1ゴール」です。
「商品の魅力もアピールしたいし、会社の信頼性も伝えたいし、お得なキャンペーンも訴求したい」。気持ちはわかります。ただ、訴求点が増えるほど、読み手の集中力は分散していきます。
質問の答えを1行に絞ってみてください。
・「忙しいワーママが、罪悪感なく頼れる宅配サービス」
・「中小企業の経理担当者の残業を月20時間減らすツール」
・「初心者でも3週間で副収入5万円を目指す在宅ライター講座」
この1行が、LPのファーストビュー(最初に表示される画面)のキャッチコピーになります。ここがブレていると、その下にいくら情報を並べても、読者の心は動きません。
■質問③ 読み終わった後、何をしてほしいですか?
LPには必ずゴールがあります。問い合わせ、資料請求、無料体験、購入、登録——。このゴールを1つに絞ることが、コンバージョン率に直結します。
「問い合わせもしてほしいし、メルマガにも登録してほしい」と複数のボタンを並べると、読者は迷って結局どちらも押しません。本当に取りたいアクションを1つに絞り、それ以外のリンクは思い切って削るのが正解です。
そして、そのゴールの次にどう繋げるかも考えておきたいところ。
・問い合わせフォームに記入してもらった後、いつどんなメールで返事をするか
・資料請求してもらった後、いつフォローの連絡を入れるか
ここまで設計してあるLPは、強いです。逆に、LPだけ立派でも「申し込んだ後の体験」が雑だと、せっかくのコンバージョンが取りこぼされます。
■3つの答えが揃ったら、発注の準備完了です
ここまでの3つの質問への答えが手元にあれば、LP制作の発注はかなりスムーズに進みます。
見積りも具体化しやすく、デザイナー・コーダーとの認識のすり合わせにも時間がかかりません。発注後の「なんか違う」「やっぱりこう変えたい」というブレも減ります。
逆に、ここが固まっていない状態で発注すると、制作者は「いったん作ってみて、後から調整しましょう」と進めざるを得ません。これだと修正回数が増え、結果的に時間もお金も余計にかかります。
私のココナラサービスでも、LP制作を承っています。発注前のご相談だけでも歓迎しています。「この3つの答え、まだ固まっていないんだけど…」という方も、お気軽にDMください。一緒に整理するところからお手伝いできます。