カウンセリングは、親の不安を整理する場所にもなる

カウンセリングは、親の不安を整理する場所にもなる

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コラム
不登校の相談先として、カウンセリングも大切な選択肢です。

カウンセリングというと、子ども本人が受けるものだと思う人もいるかもしれません。

でも、不登校の場合、まず親が相談することにも大きな意味があります。

子どもが学校に行けなくなると、親の心は不安でいっぱいになります。

このままでいいのか。
休ませていいのか。
学校に戻れるのか。
勉強はどうなるのか。
友だちはどうなるのか。
自分の対応は間違っていないのか。

その不安を一人で抱え続けるのは、とても苦しいことです。

カウンセリングでは、すぐに解決策が出るとは限りません。

でも、悩みや子どもの状態を整理する手助けになります。

何に困っているのか。
何が一番不安なのか。
子どもの状態はどう見えるのか。
親がどこで疲れているのか。
家庭で今できることは何か。

そうしたことを一緒に言葉にしていくことで、親の混乱が少し落ち着くことがあります。

ただし、カウンセリングには注意点もあります。

費用がかかります。

30分で5,000円前後、60分で1万円程度になることもあり、長期的に続けるには負担が大きくなる場合があります。

また、カウンセラーの専門性にも差があります。

不登校に詳しいか。
子どもの発達に詳しいか。
臨床心理士や公認心理師などの資格があるか。
親への助言が現実的か。
学校との関わりにも理解があるか。

事前に確認した方がよいでしょう。

カウンセリングは医療行為ではありません。

医師のように診断したり、登校を止める医学的判断を出したりする場所ではありません。

そのため、明らかに危険な状態がある場合は、医療機関につなぐ必要があります。

それでも、カウンセリングで救われる親は多くいます。

親が自分の不安を言葉にできる。
責められずに話を聞いてもらえる。
子どもへの見方が少し変わる。
家庭での声かけを整理できる。

それだけでも、不登校の家庭には大きな意味があります。

親が落ち着くと、家庭の空気も変わります。

子どもを支えるためには、親自身が支えられることも必要です。

カウンセリングは、そのための大切な選択肢の一つだと思います。
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