英語に限らず、どんな技術でもそうですけど、
手っ取り早く身についた技術にはあまり魅力がでにくいですよね。
英語でもそれが言えて、よく英作文力を伸ばすのに英文を沢山暗記して、声に出して、自然にスラスラ出るまで練習する、という方法があります。
これは全く間違ってないと思います。僕もある程度は実践しましたけど、じゃあ他は?って僕は思うんですね。
手っ取り早く、最低限必要な分まではやりました。
それじゃあ、友人知人とスムーズに、小気味良いジョークを交えて、朗らかに話せるようになる訓練は?という話はあまりされてないと思うんです。
僕の師が実はこれができた人なんですが、もうお爺ちゃんなんですよ。学習歴50年くらいなんです。とんでもない時間英語を聞いてきて、音韻のリズムや語源まで意識した語彙選びが卓越しちゃっている。
到底、どんなに効率よく努力したところで、師の領域に手っ取り早くたどり着けるわけがない。そういう師から僕は学びを請うたものだから、どうしてもテストで高得点や、留学とかに興味が薄れてきてしまったんですね。
留学経験で得た気づきや、テスト勉強で得られるものも沢山あるとは思うけども、それ以上に、自分が伝えたい詩情、感情、場所の空気感を伝えるために、一行のために数時間辞書を引いたりあーだこーだするという勉強の価値に気付いてしまったんです。
これはもう英語というより物書きとしての修行になっていますけども、その修行の方が楽しくて、どうも英語教師としては異端な感じになってしまいましたね。笑