存在は差別したりしない

和尚の弟子サニヤシンの

Sw Prem Sheel が

文字起こししてくれた

インドの神秘家

和尚OSHOの講話を

転載する

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誰も

劣ってはいない

人びとは

異なった空間に

いるかもしれないが

誰も

劣ってはいないし、

誰も

優れてはいない

彼らはみんな

神と呼ばれる

同じ素材からできている

誰かが

優れていて

誰かが

劣っているなどと

いうことが

ありえようか？　

私たちは

同じ存在に属し

私たちの根は

同じ存在によって

養われている

存在は

どのような

区別もしないし

罪人と聖者を

差別したりしない

私のアプローチは

存在にもとづいている

だから

ここでは

誰も優れていないし

誰も劣っていない

自然と

この劣等と優越の

コンプレックスを

壊してしまうことで

私たちは

ありとあらゆる

ファシスト的な

メンタリティを

ファシスト的な人格の

そのまさに

可能性を排除している

なぜなら

私は

ファシストが

宗教的だとは

考えられないからだ

世の中の

宗教的とされる人びとは

多かれ少なかれ

みんなファシズムの

狂信者だ

彼らは

真理を

探求していない

彼らは

真理を見いだしたと

考えている

自分たちの

死んだ教典のなかに

自分たちでさえ

現実的な根拠が

ないとわかっている

古い迷信のなかに

透徹した視野さえあれば

すべての怪物たちが

生まれてくる

すべての暗闇が

ぬぐい去られる

ここで

私とともにいたら

あなたが

男であるか

女であるか

あなたが

白人であるか

黒人であるか

ということは

関係がない

誰も

そんなことは

気にしていない

あなたが

人間である

というだけで十分だ

そして

自分自身の

ライフスタイルを選ぶのは

あなたの自由だ

どのように

花を咲かせるか

それはあなたの

基本的な権利だ

あなたを

愛している人たちは

あなたが育つ

庭の手入れをして

手助けすることができる

あなたの根に水をやったり

自分たちの暖かさを

降り注がせたりして

ここで

私といっしょに

あなた方は

ある特別な目的のために

集まっている

真理の探求

もっとも純粋であるような

愛の探求

完全な

喜びのダンスに

ほかならない

生の探求のために

インドの神秘家

和尚Osho 

講和集 Sermons in Stone

より抜粋