瞑想は徳性や罪に関係あるか？

Q：瞑想は徳性や罪に関係ありますか？

A：英語の ”sin（罪）” 

という言葉はとても意味深長だ

キリスト教徒の解釈のし方に依るのではなく

辞書に依るのでもない

なぜなら

それらは宗教の影響を受けているからだ

しかしその本来の語根に依ると

”sin（罪）”という言葉は

たんに忘れやすさを意味している

そしてそれは

まったく新しい次元をこの言葉に与える

美しさだ

それは

あなたが地獄に

放りこまれてしまうようなものではまったくない

それは

あなたが対処できる何かだ

それは

何か特定の行為に関係することではない

それは

あなたの気づきに関係する

気づいていることは善だ

そして

気づきのないままでいることだけが罪だ

あなたは

気づかないまま良いことをしているかもしれない

しかし、そうした良いことは

もはや良いものではなくなる

なぜなら

それらは暗闇から

無意識から

盲目さから出てくるからだ

そして

気づきに関する限り

完全な気づき

油断のなさを備えた人は

誤ったことはできない

それは本質的に不可能だ

気づきは

とてもはっきりした明晰さ

とても明確な認識力

とても深い理解をもたらすので

誰かの害になるようなことをするなど不可能だ

誰かの自由や

誰かの生に干渉することは不可能なのだ

あなたは存在への祝福でしかあり得ない

他はあり得ない

だから

自分が探求者であることを忘れることは危険だ

それでは罪へと落ちていく

これが唯一、私が罪だと認める罪だ

インドの神秘家和尚Oshoの講話

Sat-Chit-Anand: Truth-Consciousness-Bliss, Talk #26

より抜粋

和尚禅タロット協会主宰

OSHOトランスフォーメーションタロット協会主宰

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スピリチャルトランスレーター

アナンド チャラム