前に作った提案書をコピーして、別の取引先向けに修正する。
表紙の会社名を変え、提案日も今日の日付に変更。
PDFにして送ろうとした、そのとき。
「本文に、前の取引先の名前が残ってる……」
そこを直すと、今度は見積もりの有効期限も古いままだと気づく。
結局、最初のページから読み直すことに。
こんな修正漏れの確認には、AIへ「今回の正しい情報」と「確認したい原稿」をセットで渡す方法があります。
「間違いを探して」だけでなく、何と照合するかを先に決めるのがポイントです。
【① 今回の正しい情報をまとめる】
以下は、説明用の架空の提案書です。
まず、確認の基準を短くまとめます。
・提出先:株式会社あおば
・提案日:11月12日
・見積もりの有効期限:11月30日
この情報自体が古いと確認の基準もずれるので、先に正しい内容か確かめておきます。
【② 確認したい原稿を用意する】
原稿の文章をコピーし、どのページか分かるようにします。
今回は、次の部分を確認します。
・1ページ:株式会社あおば 御中/提案日:11月12日
・3ページ:本提案は株式会社ひなた様のご利用を想定しています。
・5ページ:見積もり有効期限:10月31日
・7ページ:過去の取り組みとして、10月に体験会を実施しました。
実際の資料には取引先情報や機密情報が含まれるため、外部AIへの入力可否を確認してください。試すだけなら、この架空例で十分です。
【③ 指示文と一緒にAIへ送る】
次の指示文に、①と②の内容を続けて貼り付けます。
「今回の正しい情報と原稿を照合し、修正が必要そうな箇所を挙げてください。
・ページ番号、原文、修正案、理由を示してください。
・過去の出来事を説明している日付は、今回の日付へ変えないでください。
・判断できない箇所は『要確認』としてください。
・原稿全体は書き換えず、修正候補だけを出してください。
今回の正しい情報:
ここに①を貼り付ける
確認する原稿:
ここに②を貼り付ける」
【④ 修正候補を元の資料で確かめる】
この記事の作成時に、上の架空例をAIで確認した結果です。
・3ページ
原文:株式会社ひなた様
修正案:株式会社あおば様
理由:今回の提出先と異なるため。
・5ページ
原文:10月31日
修正案:11月30日
理由:今回の見積もり有効期限と異なるため。
・7ページ
「10月に体験会を実施」は過去の取り組みの説明なので、今回の日付への変更は不要。
ここで、古い日付を全部まとめて変更しないことも確認できます。
今回の期限は直す。でも、過去の出来事の日付は残す。この区別です。
修正候補を確認したら、元のファイルを直し、最後に出力したPDFも見直します。
・直す前のファイルは残っているか
・修正後の会社名や期限は正しいか
・ヘッダー、フッター、画像内にも古い情報が残っていないか
今回のAI確認は、渡した文章の範囲だけです。資料全体の修正漏れを保証するものではありません。
送る直前に、また全部読み直す。
その前に、確認する基準と修正候補を整理しておく方法です。
【資料の整理・修正を相談したい方へ】
前の資料を使いたいけれど、どこを直すか整理する時間がない。
複数の資料の表記や内容をそろえたい。
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