追いかけたくなる瞬間

追いかけたくなる瞬間

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コラム

ずっと私は、

「愛されたい」
「大切にされたい」
「私を選んでほしい」

そんな気持ちは、恋をすれば誰にでもあるものだと思っていました。

もちろん、それ自体は自然なことです。

でも今になって思うのです。

「愛されたい」という気持ちがあまりにも強い時、
私は相手を見ているようで、
本当は自分の心の中にある寂しさを見ていたのかもしれない、と。

連絡が来ないと不安になる。

少し冷たくされると、
「嫌われたのかな」と考える。

他の女性の存在を感じると、
自分の価値まで否定されたような気持ちになる。

そして、もっと愛してもらおうとして、
もっと頑張ってしまう。

でも、本当に必要だったのは、
相手からもっと愛情をもらうことではなかったのかもしれません。

自分の中にある寂しさに気づいて、

「私は、本当は寂しかったんだね」

と、自分自身が分かってあげることだったのだと思います。

不思議なもので、
自分の心が少しずつ満たされてくると、

「どうしたらこの人に愛されるだろう?」

という問いが、

「私は、この人と一緒にいて幸せなのかな?」

という問いに変わっていきます。

これは、とても大きな違いです。

相手に選んでもらうための恋から、
自分も相手を選ぶ恋へ。

追いかけなくなったのは、
愛する気持ちがなくなったからではありません。

誰かの愛情だけで、
自分の心を満たそうとしなくなったから。

恋愛は、
自分の足りないものを埋めてもらうためだけにするものではなく、

すでに自分の中にある幸せを、
誰かと分け合うものなのかもしれません。

もし今、
誰かの言葉や態度に振り回されて苦しいのなら、

「どうしたら愛される?」

ではなく、一度だけ、

「私は今、何が寂しいんだろう?」

と、自分に聞いてみてください。

そこに気づいた時、
恋愛だけではなく、
あなた自身の人生が少しずつ変わり始めることがあります。



月乃こころ🌙





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