【入試問題過去問】早稲田理工学部2022大問1で出てきた leverage とは?

【入試問題過去問】早稲田理工学部2022大問1で出てきた leverage とは?

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早稲田の理工系英語を読んでいると、理系の知識だけでなく、経済・社会・国際関係に関わる単語が普通に出てきます。今回取り上げたいのが leverage です。

早稲田2022年・大問1では、次のような文が登場します。

States with large economic markets can leverage market access for strategic ends.

この leverage、辞書では『利用する』『活用する』と載っていることが多いですが、ただの『利用する』だと少し言葉として弱い印象を受けます。

◆ leverage のコアイメージは『てこ』
leverage は、もともと lever(てこ)から来ている言葉です。てこの原理は、小さな力を使って大きなものを動かしますよね。そこから leverage は『自分が持っているものを、てこのようにうまく使って、より大きな結果を得る』という意味になります。

今回のポイントは leverage market access です。ここでは market access(市場へのアクセス権)が『てこ』の役割を果たしています。大きな市場を持つ国は、『うちの市場を使わせてあげる代わりに……』という立場を利用して相手に影響を与えることができます。

単なる『活用する』よりも、『市場へのアクセスを武器として(てこにして)利用する』と考えると、一気にイメージが湧きませんか?

◆ strategic ends まで読み解く
文の後半にある for strategic ends も見てみましょう。ends は『終わり』ではなく『目的』、strategic は『戦略的な』という意味です。つまり、『目先の利益ではなく、その先の大きな目的を達成するために』ということです。

全体の意味をつなぐと、次のようになります。

大きな市場を持つ国は、市場へのアクセスをてこのように利用して、戦略的な目的を達成できる。

◆ 何をてこにしているか?に着目する
この単語に出会ったときは、『何を leverage しているのか?』を見る癖をつけると英文がぐっと読みやすくなります。今回なら market access(市場アクセス)をてこにしています。この感覚があると、単なる機械的な和訳を超えて、文中の『力関係』まで見えてきます。

早稲田のような難関大の英文では、単語を『日本語訳1個』で暗記するのではなく、『leverage=何かをてこにして、自分に有利な結果につなげる』というコアイメージで持っておくことが大切です。

授業ではこうした問いかけを交えながら、単なる丸暗記ではない『自分の頭で考える力』『初見の英文を自力で解き明かす力』を一緒に身につけていきます。

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