トラベル・フォトブログ『みおのブーダンでのお話』#001

トラベル・フォトブログ『みおのブーダンでのお話』#001

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写真を見返すと、吊り橋へ踏み出した瞬間の頼りない揺れが戻ってくる。

足元を流れる水より、靴の裏できしむ板の音のほうが近くて、最初の数歩は肩に力が入った。

途中で振り返ると、森の斜面に白い家がぽつぽつ見え、祈りの旗は風の行き先を教えるように揺れていた。
名も知らない橋だったからこそ、誰かの暮らしの途中を少しだけ歩かせてもらっている気がします。

家へ戻った今も、あの揺れを思い出すと、急がなくても向こう岸には着けるのだと思えます。

咲久良みお・ブータン紀行001.png

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