shinjiのつぶやき日誌㊸

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デザイン・イラスト
最近色んな絵描きさんと交流する機会がある。

その中で一人今年あたりから本気で絵に取り組んでみたって人がいる。
よくみる、3か月でこれだけ上手くなりました!
とかいうのは大概元々それなりに上手いか、実は数年前の過去絵と比較して
人気を得たい方法だと思っていた。

私が出会ったのは本職がいわゆる宇宙開発のエンジニア的な仕事をしている。
学会等で海外を飛び回っている人だった。

理系の本気というのだろうか?何でも情報さえあれば、超越した理解力と吸収力で有り得ないスピードで上達している。というか既に私より上手いと思っている。

実際にディスコードで喋ったり作業配信を見ているので、嘘でも何でもない。
理論上資料さえあれば不可能な事はないと思っているのだ。

そういう人間が実在するのかと、驚きこそあれど、別世界の人間としてみているので嫉妬とか憧れという感情はなかった。


ただ彼に最近言われた衝撃的な言葉があった。

彼いわく、その気になれば私の絵を3回くらい模写したら
私が描いたと錯覚させれるイラストは描ける。らしい‥‥。

模写自体は私もその気になればほぼ9割近くは真似できる。

ただ、その人の技法や特徴を3回の模写で自分のものにして、
別のシチュエーションやキャラクターで私が描いたと錯覚させるという言葉は
納得できなかった。

その人の嗜好や得意な構図、表現は私にしか分からない事だと思う。
普通のことだ。ただ彼にしてみれば私程度の絵なら理論上私が描いたと錯覚させる事は可能らしい。私の思考までも情報があれば読み取った上で模倣できると…。

口で言うのは簡単ですよね。

でも彼のやっている本職はそれくらいのことができなければ辿り着けない世界だろうから、私は嘘ではないと思っている。

そもそも本職が難しすぎて絵の方が簡単だとやり始めたくらいなので、
私には想像もつかない世界で戦ってきたのだろう。

そしてその自信があるからこそ今の彼がいるわけで、私は彼の発言はにわかに信じがたいが説得力を感じている。

ただ、いわるゆ神絵師と呼ばれる絵描きさんの画力さえその気になれば模倣できると言っていたのはさすがに難しいと思う…。
ただ結局模倣して描写した別のシチュエーションで描いた物を、それは確かに私の描きたかった絵だと判断するのは模倣された側であって、
その人が違うと言えばそれで終わりなのでこの話は机上の空論になるわけだが。

彼は人力AIのような考えで絵を学び吸収している。
ただそれは、逆に言えば模倣はできるが新しいものを生み出すことが出来ないと明言しているようにも感じる。

私は絵というのは、もっと表現の自由があって、その表現を自分だけのものであるからこそ価値があると思っている。
他の人が簡単に真似できないような表現や技法を探求するのが楽しいのだ。

私の考えが間違っているのかどうかは分からない。
ただ、人生のついでにイラストレーターやってみました
みたいな人間が実在するというのは私にとっては衝撃だった…。
これからの彼の成長が楽しみではある。







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