皆さま、ごきげんよう。朝霧晴です。
更新がしばらく開いてしまい、申し訳ないです。
今回は本当に伝えたいことですので、ぜひお読みいただければと思います。
と言っても、単に私の意見に過ぎませんので、賛同いただく必要も、共感いただく必要も決してございません。
しかし、それでも言わなければいけないので、こういうこと言っている人いるんだなぁと思っていただければと思います。
久々にちゃんとしたブログですので、言いたいことを明示しておきましょうか。
《占いを教えるのは難しくないけど、占術を教えるのは至難のこと》
まぁ、これは占いと占術の違いがなんとなくでもわからないといけないので、ちらっとお話ししてから、本題に入ります。
まず、占いとは「依頼者を依頼内容に応じた占術を用いて鑑定すること」としましょう。
そして、占術とは「占うための術のこと」としましょう。
このことから分かる通り、占いの中に占術があるという認識です。
なにせ、占術は漢字の通りなのですから方法論であり、占いはそれら全ての行為を指すのです。
こう聞くと、占術を教えるのよりも占いを教える方が難しいように思えますが、本来はその通りなのです。
しかし、時代が進むにつれて、大きく変化をしていきました。
いわば「方法論が難しくなり、行為の方が簡単になった」という逆転現象が起こってしまったのです。
では、どうして起こったのか。その答えは二つあります。
一つが、方法論が簡略化されたこと。
知っての通り、今は占いブームと言われており、占い市場は一兆円市場とも言われるほど、非常に多くの取引がされており、言ってしまば“大衆化”したのです。
大衆化されることはある面ではいいことであり、実際に占いを全く知らない人は日本で数少ないでしょう。
その反面、どんな人でもわかりやすく、簡単でなければ広がり続けるのは難しいです。
結果、ニーズ自体も大衆化してしまい、簡単でわかりやすいものだけが拡大していきます。
それに合わせるように、難しいものはどんどん簡略化・省略されてしまい、簡単な骨組みだけが残ったという進化を遂げたのです。
もう一つが、インターネット技術が発展したこと。
特に生年月日を用いた占いは精密で、複雑な計算をして算出したものを読み解くことで、占いを成立させていました。
また、単純に占いの情報は手に入れやすくても高価な専門書、基本は口伝という広まることがなかったのですが、インターネットの発展によって情報はデータの海に溢れかえり、素人が占い方法を調べても勉強できてしまう状況にあるからです。
この二つの要因が合わさって、占い自体を教えるのは簡単になる一方、簡略化・省略された部分を含めた占う術を教えるのが難しくなったのです。
なにせ、私も計算サイトを愛用していますが、情報を入力してワンクリックすれば、ものの数秒で計算してくれるので、結果だけを抽出することができるわけです。
占術で最も難しいとされているのは、この手計算の部分です。
一体、この手計算をマスターするのに何十年かかることか、とそのレベルです。
それが誰でも一瞬でできてしまう、夢のようなシステムが生まれたわけです。
無論当時の占いをする人からしたらとても嬉しいことでしたが、それが故に時代が進むにつれて、計算の中身がブラックボックス化してしまい、関心さえ持たれなくなったのです。
もちろん、その中身に興味を持つ人もいますが、そういう人は大抵インターネットの安価な情報を得て満足してしまいます。
結果、誰もそれを求めなくなりました。
需要が少なければ、供給も少なくなり、価値はダダ下がり。
けれど、一人前に占術を会得するにはそれ相応の時間かお金がかかるわけですから、価格は釣り上がっていくばかり。
と、悪循環に入ってしまい、こうした要素が複雑に折り重なっていることで、逆転現象が恒常化してしまったのです。
まぁ、私個人はあまりいいように思えてはいませんが、そうじゃない見方もきっとあります。
なにぶん、占い自体のハードルはかなり下がったので、パイの奪い合いなんていう不毛さはそこまで酷くなっておりませんし、ある意味で日本は占い大国です。
ですが、やはり悲しいものだと、思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
ではまた別の記事でお会いしましょう〜。