問い合わせ10件・受注3件。「受注率30%」を見る前にそろえること

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ビジネス・マーケティング
「今月は問い合わせが10件、受注が3件。受注率は30%」

この計算を使う前に、3件がどの問い合わせから生まれた受注なのか確認してみてください。受付月が違う案件を混ぜると、集客の成果を読み違えることがあります。

■ 同じ3件でも、集計する月が違う

次は説明用の架空の例です。

・8月に受け付けた問い合わせ:10件
・その10件のうち、8月中の受注:2件
・その10件のうち、9月に入ってからの受注:1件

9月の1件も8月の問い合わせにひもづけると、「8月受付の10件から、現時点で3件が受注した」と読めます。受付月でまとめた受注率は3÷10=30%です。

一方、「9月に何件受注したか」を知りたいなら、受注した日で別に集計します。問い合わせが発生した月の成果を見たいのか、当月の受注件数を見たいのか。先に目的を決めると、数字の意味がそろいます。

■ 進行中の案件は、まだ結果が決まっていない

同じ10件が「受注3件・失注2件・対応中5件」なら、3÷10=30%は現時点の数字です。対応中の5件が受注へ変われば、この割合も変わります。

結果が決まった案件だけの3÷(3+2)=60%とは、分母が違います。見出しに「受注÷全問い合わせ」と書き、対応中の件数も並べると混同を防げます。

月末には「9月30日時点」などの確認日をメモしておくと、後から更新された数字とも比較しやすくなります。

■ 小さく始めるなら、記録のルールを固定する

まずは1案件を1行にして、受付日・流入経路・ステータス・受注金額を記録します。同じ相手から追加連絡が来たときに、新規案件として数える条件も決めておきましょう。

流入経路は「SNS」「検索」など表記を統一し、月次集計の前に日付やステータスの入力漏れを確認します。件数の増減を見る前に、同じ数え方になっているかを確かめるためです。

■ 販売中の管理表について

この考え方で、受付月ごとの問い合わせ件数・受注件数・受注金額を集計する「問い合わせ・受注を月次集計|200案件の管理表」を1,000円で販売しています。

200案件までのXLSXファイルで、月次集計・案件台帳・使い方の3シートです。流入経路とステータスは指定選択肢で管理します。受注日や入金日を基準にした集計、会計・請求・入金管理には対応していません。

入力例は架空データです。購入前に商品ページの仕様と動作確認範囲をご確認ください。


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