公的保険に助けてもらえると思いますか?

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おはようございます、ヒロです。

私達が普段から支払ったり利用したりしている、年金や医療、そして、介護。

これらは全て年金保険、医療保険、介護保険、と公的保険な訳ですが、、、

私達はこの保険だけで人生をつつがなく過ごせると思いますか?


公的扶助も公的(社会)保険も最低ライン

結論から申し上げますと、私個人としては、公的扶助、いわゆる生活保護とか、年金や医療、介護などの公的保険が助けるのは、あくまでも最低ラインだけで良いと考えています。

理由ですか?

理由というか、そこしかできないでしょう?

最低ライン以上まで保障したら、国が持ちません。

極端な話、生活保護を受けている人が海外旅行したり、年金だけで生活している人がベンツを乗り回したり出来る状況になったら、本当に日本は財政破綻するのではないでしょうか?

それと、社会保障でそこまでするのは、厳しい言い方かも知れませんが、「甘やかし」になるというのが私の考えです。

考えてもみて下さい。

私達はただでさえ、怠けるのが好きな生き物です。

行動経済学でもよく見られる通り、人間は快楽を求め、損失や恐怖を回避します。

私達はダメと分かっていても、すぐ快楽に身を任せるでしょう?

生活保護や公的保険でQOLが向上できる、具体的に言うと、旅行したり花見を毎年楽しんだり、好きな時に起き好きな時に寝て、好きな趣味に勤しむ。

それが保険で出来るとなったら、誰が働くでしょうか?

「いや、生活保護はともかく、社会保険、特に年金や介護保険はずっと積み立ててきただろ?その位受ける権利はある。」

と言いたい人もいるでしょうが、私はそんな権利ないと思います。

だって、私達が積み立てたお金だけで保険の全てを賄っている訳ではありませんからね。

国庫負担もありますよね?

突き詰めれば、それも私達の税金ですが。受給者一人の払ったモノではありませんよね?

保険料にしたって、受給者一人での払ったモノではなく、それ以外の方の分も含んでの額です。

介護保険に関して言えば、今の後期高齢者が受けている介護保険の給付は、今の後期高齢者が払った額ではなく、40代~50代、現役世代が払っている介護保険料で賄っているのではありませんか?

だから、現役世代が少なくなると、負担が大きくなると言われるのではありませんか?

その上、QOLの向上まで目指さなくてはならないとなると、人によっては、もしかしたら、払うのが馬鹿らしくなるかも知れませんね。

しかも、今の現役世代、つまり、私達の世代が高齢者になる時は、介護保険も年金保険もどうなっているかは分かりません。

医療保険でさえ、今より悪くなっている確率が高いでしょう。

再度お聞きしますが、本当に社会保障で最低ライン以上まで目指す必要ありますかね?

価値観は人それぞれ

最低ラインで仮に良いとして、どこまでを最低ラインにするのかは、人によって考え方や価値観も違うので、また別な議論が必要になるでしょう。

しかし、最低ラインなのだから、必要最低限の生活の保障が出来ていればよいと私は考えます。

理由と言われても、最低ラインとしか言えないです。

と言うか、私だけでなく、世の中の大半の方はそう思うのではないでしょうか?

その最低限の生活は何だ?という事になるとまた議論が必要とは思いますが。。

なのに、特に介護保険ではそうなのですが、利用者のQOL(生活の質)の向上まで求めています。

こういう事を言うと、介護界隈からは反発を招くかも知れませんが、私はQOLの向上の部分に関しては、利用者の自費で良いと考えます。

「それも介護なんだ!」と言う方にお聞きします。

これが介護だと法律で決まってますか?

アナタの考えが介護の正当な考え方だと誰が決めたのですか?

アナタは法律ですか?

どうして、アナタ以外の方が、アナタの価値観に従わないといけないのでしょうか?

やりたければ、一人ですれば良いのではないのでしょうか?

何をもって、正しい介護なのかは個人の価値観によっても違うし、正解は私達が決めるのではないと思います。

決めるのは、クライアントであり、大きく言えば「その人の未来」です。

正しい判断をしているのなら、生き残る筈です。

何か間違った判断、理想ばかりで現実離れしている事をしたのなら、ほぼ間違いなく淘汰されるでしょう。

それと、色々な価値観が切磋琢磨するから、また業界全体が盛り上がるのです。

一つの価値観だけで縛り上げるなど、独裁国家と変わりません。

少し横にそれましたが、QOLの部分に関しては、要は、自分でしましょうよと言う事です。

そこまで誰かの手を借りるのは、決して本人にとっても良くないと思いますよ。

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