じゃ、がっかりした方がいい。読書感想文

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今週何か本読みました?その本いくら?2000円?読破するまでどのくらいかかりました?5時間?ところで下世話っすけど、今給料って時給換算したらいくらくらいですか?N円?じゃあ、その本って2000+5N円の価値ありました?えー?そんなになかった?

じゃ、がっかりした方がいい。
自分の本選定眼の精度か、本読むスピードかどっちかに、あるいは両方にがっかりした方がいい。もしくは「微妙かも?」と思いつつ途中で切り上げられなかった自分の判断力かなんかに。後、作者は悪くないから、八つ当たりするのは無しの方向で!

人生を変える単純なスキル 読書感想文


本って1冊読むのにまぁ、割と時間かかるじゃないですか。だから、こういうビジネス書は特に、絶対何か読んで翌日から何かしら意識や行動が変えられないなら読んでなかったも同義だと思う。そして、その変えた行動や意識で産んだリターンが、投資金額と時間分の価値を上回ってきたら勝ち。(誰に!?)そんな気持ちで読んでる。読書に求めるものは人それぞれだから、別に強要はしないけど、この姿勢はオススメ。

ちなみに、1冊読んだらスマホのメモに感想、じゃなくて、明日からとりま、実践してみるっていうTODOや考え方を書き出すのがオススメ。スマホにメモるってのが重要なんじゃなくて、毎日何となく目に入ってまうところにメモるってのが重要。俺含む大抵の人って、そんな意識高くないから頻繁に読み返したりできないんすよ。だから「目に入ってしまう」という環境作ることが大事。俺は超怠け者だから、マジ自分の持続力とか信用ならない。
後、TODOは1個か多くても3個に絞る。わかる。わかるよ。本読んだ瞬間ってなんかこう言いたいこと溢れてきて、その気持ち書きなぐっておきたいよね。いーよいーよ。やればいいよ。その行為自体が気持ちいからね。俺もめっちゃやる。が、しかし、どうせ自分は記憶力弱いし、何でもかんでもあれこれ書いても、感想文とかマジ読み返さないし、1年経つと本の内容って割と忘れるんだよね。だから、絶対その感想文に持続的効果はない。(俺は)
なので、

真似できそうなことだけ選んで1個だけ書く。その代わり絶対やる。これもオススメ。

ちなみに自分のこれまでのベストメモはこれ。
「要望の時に一緒に感謝を伝える」
「要望を相手のメリットに置き換える」
確か、佐々木圭一さん著の「伝え方が9割」(懐かしい)っていう本に出てきた人におねだりする時のテクニック。本に出会ってからもう何年も使いまくってるけど地味にマジで効く。もはや本の内容はほぼ覚えてないけど、この恩恵デカかったから、めっちゃリターンのあった本だと言える。あれれ、、、他の本の読書感想文になってきちゃったぞ、、、。

回り道したんだけど、本題。この本、手に取る前に勘違いしないほうがいいのは「読んで新しいスキルが習得されるわけはない」ってこと。あ。うん。そうね。俺も思ってた。そんな魔法あるわけないだろ。ごめんなさい。

代わりに、書いてあることは「本人の気持ちの問題」の話ばっかだから、やる気があれば100%翌日から実践が可能なやつ。そう。だから人によっては結構リターンが出せる可能性のある本。

誤解を恐れずに言うと、
①仕事に役に立つ、そして皆わかっとるわい、という、当たり前の7項目があります
②でも以外に実践するのって難しかったりするから、その基本を実践する時のコツを教えるね
という本です。コツには2種類のものがあって「どういう意識を持ったら実行しやすくなるか」っていうマインド的なやつと「形から入っとけ。この習慣を愚直に繰り返していたら気がついたらその項目の実践スキルがUPするで」ってやつの2種類。何かしら真似できそうなものがあるから、目次の7項目(このブログのヘッダ写真にも写ってるやつね)見て改善したいものが目安3個くらいあるんだったら読んでみていいと思う。

が、職位とか仕事人生のフェーズによって、この本の言うこときいたろ、と思える項目に増減がありそうな気がする。というのも(今から超わかりにくいたとえをします)この本の流れが、

「かめはめ波ってあるじゃないですかー。めっちゃ敵を倒す時に役に立つ必殺技じゃないですか。あれって、意識して出すにはコツがあって、こう言う意識とこう言うコツを意識すると出しやすくなるんですよ」

って書かれている節があるから。まぐれでもいいのでかめはめ波を打った経験がないと、そもそもかめはめ波がどんくらい役に立つのか?の感覚がないし(もちろん、イメージとして「なんか強そう」ってのはあっても)再現する時のイメージがわかない。

という訳で、この本は社会人なら誰にでも役に立つことが書いてあるんだけど、実践イメージが実際湧くのは、若手リーダー層くらいから上かもしれません。なので、もし、手にとって作者が出してくる例え話に「あるある!」感が多くなければ、それは役に立たないと言う訳ではなくて「まだ読む時期ではないかも?」と思って数年そっ閉じするのも手です。

ちなみに俺の今回のメモはこんな感じになりました。(以下自分用のメモなので、あんま見ても参考になんないっす。あしからず。)

経験を稼ぐために移動距離を稼ぐ
アイデアは移動距離に比例する

もう書きながら早速本の内容を忘れかけてる(オイ)んですけど、自分の昔の体験と本の中の例がかなりシンクロしたのでこれにしました。書いてあることは大したことじゃなくて要は「自分、気分、ステージを変えたいときは環境を変えなされ」ってことを書いてあるんですけど、これ、自分はものすごくうなづけることなんです。めんどくさがりな自分はほっとくと、すっごく環境に依存して動かなくなっちゃうことがあって。ただ「やりたくない時、変わりたくない時、居心地がいい時に人に無理やり環境を変えられたことで自分がめっちゃ伸びた、成功した」ということが悔しくも人生に何度もあり。
人の手でなく、これを自分でちゃんと再現して行かないとね。と言う、自戒も込めてのこのメモです。動きたくない気分の自分を「こいつ動きたくないモードになってるけど、あかんやつ」って自分で思えるように。

「やりたくない時こそ、なんかやる。」

皆さんもぜひ自分だけのメモを見つけてください
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