Amazon・楽天・自社EC、在庫をどこに何個置くか

Amazon・楽天・自社EC、在庫をどこに何個置くか

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ビジネス・マーケティング
楽天では売り切れ、Amazonでは在庫が余り、自社ECは在庫切れ表示——。
同じ会社の在庫なのに、販路ごとに見え方がバラバラになっていませんか。
大手日用品メーカーのSCM部門で13年、需要予測と在庫計画に携わってきた経験から言うと、これは多くの場合「在庫が足りない」のではなく「置き場が偏っている」問題です。

■ 配分が難しい3つの理由
1. 販路ごとに売れ方が違う
楽天はポイントイベント、Amazonは即配を求める平日需要、自社ECはリピーターの計画購入。同じ商品でも動き方が変わります。
2. 販路間の移動が重い
FBAからの返送や倉庫からの再出荷には、手数料・日数・人手がかかります。「余ったら移せばいい」は思ったより高くつきます。
3. 手元に残る利益が違う
手数料・広告費・送料を引いた実質の粗利は、販路ごとに変わります。よく売れる販路と、利益が残る販路は同じとは限りません。

■ 配分の4つの型
①均等配分:全販路に同数。シンプルだが、需要差を無視するので欠品と余りが出やすい
②実績比例:直近の販売比率で配分。最も一般的だが、新商品や需要の変化に遅れやすい
③利益重視:実質粗利の高い販路に厚く。利益は伸びるが、他販路で売り逃しが出やすい
④1か所集約+転送:在庫を1か所に集め、必要な分だけ送る。資金は軽くなるが、届くまでが遅くなる
どれが正解というより、商品の売れ方で使い分けます。

■ 商品の階層で分けて考える
・売れ筋(上位2割):②か③。在庫日数を短く保ち、補充の回数を増やす
・中位(6割):①か④。凝った配分ルールは手間が効果を上回るので、シンプルに
・死に筋(下位2割):1販路に絞り、値下げ・処分などの出口を早めに決める
そのうえで、粗利の差が大きい販路があれば、売れ筋の配分をそちらへ少し寄せます。
この3階層を月に1回見直すだけでも、「片方で欠品・片方で余り」はかなり減らせます。

「販路ごとの在庫を毎日見比べる時間がない」「どの商品をどこに置くべきか判断できない」という方は、出品中のサービス(API連携で在庫・発注を自動化)からお気軽にご相談ください。Amazon・楽天の販売データをもとに、販路別の在庫と補充の目安をひと目で確認できる仕組みを一緒に作ります。
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