ホームページの制作や改修を専門家に依頼する際、「実績ページ」の追加は最も要望が多いカスタマイズの一つです。
しかし、一言で「実績」と言っても、業種によって「施工事例」「導入事例」「解決事例」「製作実績」など、使われている言葉はまったく異なります。業界の慣習やターゲット顧客の検索心理に合わない言葉を選んでしまうと、プロっぽさに欠け、信頼感を損ねてしまう原因にもなりかねません。
ここでは、コーポレートサイトで実績ページの制作依頼が多い代表的な業種と、それぞれの「最も多い呼び方(定番)」を徹底調査してまとめました。
1. 【結論】業種別・実績ページの「最も多い呼び方」まとめ
結論から言うと、コーポレートサイトで「実績ページ」を依頼する他業種と、そこで最も多く使われている定番の呼び方は以下の通りに分類されます。
このように、「その業種が『何を提供しているか(工事か、システム導入か、問題解決か、モノ作りか)』」によって、最適解は明確に分かれています。
2. 【理由】なぜ業種によって「〇〇事例」や「〇〇実績」と使い分けるのか?
業種ごとに呼び方を厳密に使い分けるべき理由は、大きく分けて2つあります。
理由①:顧客(ユーザー)の「検索ワード」に合わせるため
例えば、家を建てたい施主がネットで検索する際、調べるキーワードは「工務店 制作実績」ではなく、圧倒的に「工務店 施工事例」です。また、企業が業務システムを検討するときは「システム 製作実績」ではなく「システム 導入事例」で検索します。
業界のデファクトスタンダード(標準的な言葉遣い)に合わせることで、検索に引っかかりやすくなり、ユーザーの離脱も防ぐことができます。
理由②:顧客が求めている「判断基準」が異なるため
単に「作りました」という結果(実績)を羅列するだけで信頼される業界もあれば、「どんな悩みがあり、どうプロセスを経て解決したか」というストーリー(事例)まで見せないと成約(コンバージョン)に繋がらない業界もあります。そのため、言葉のニュアンスを業種ごとにチューニングする必要があるのです。
3. 【具体例】各業種における「定番の呼び方」と「掲載するべき内容」
制作依頼が多い主要な5つの業種について、具体的な実態を詳しく解説します。
① 建設・リフォーム・インテリア業界 ➡︎ 【施工事例】
工務店、リフォーム会社、設計事務所、外構(エクステリア)、オフィスデザインなどの業界です。
・なぜ「施工事例」なのか?:形のないものを実際に建築・設置する「施工(せこう)」を仕事としているためです。「制作」や「製作」を使うと、業界内では強い違和感を持たれてしまいます。
▼掲載すべき内容:
・ビフォー・アフター、外観・内観の美しい写真(最重要)
・間取り、坪数、こだわりポイント、施主様の要望と解決策
・「この施工事例について問い合わせる」という直接の問い合わせ導線
② IT・SaaS・BtoBサービス ➡︎ 【導入事例】
システム開発、ソフトウェア、クラウドツール(SaaS)、研修サービス、マーケティング支援などの業界です。
・なぜ「導入事例」なのか?:BtoBの取引では、顧客は「自社と同業他社の成功パターン」を真似したいと考えます。ただの取引先ロゴの羅列(実績)ではなく、どのような課題を持った企業が、サービスを「導入」してどう改善されたか(事例)を重視するためです。
▼掲載すべき内容:
・導入企業のプロフィール(業種・規模)
・導入前の課題 ➡︎ 解決策(自社サービス) ➡︎ 導入後の効果・成果
・担当者へのインタビューやコメント
③ 製造業・メーカー・部品加工 ➡︎ 【製作実績】または【納入実績】
機械製造、プラスチック・金属の部品加工、受託生産などの町工場やメーカーです。
・なぜ「製作実績」「納入実績」なのか?:工業製品や物理的なツールを「道具や機械を使って造る」仕事なので、正しい漢字は「製作」となります。また、他社工場へ機器を納めた場合は「納入(のうにゅう)実績」と呼ぶのが業界の通例です。
▼掲載すべき内容:
・製品写真、加工サンプルの写真
・使用した材質、寸法、精度(ミクロン単位など)、対応した設備
・「このような精密加工の依頼・見積もりはこちら」という導線
④ 士業・各種専門コンサルタント ➡︎ 【解決事例】
弁護士、税理士、行政書士、社会保険労務士、経営コンサルなどの業界です。
・なぜ「解決事例」なのか?:士業や相談業にやってくる顧客は、何らかの「法的トラブル」「お金や組織の悩み」を抱えています。顧客が知りたいのは「この先生は、自分と同じ悩みを解決してくれるのか」です。
▼掲載すべき内容:
・相談者の状況(例:相続トラブル、未払い残業代請求、資金繰りなど)
・プロとしてのアプローチ(どのような法的手続きや対策を取ったか)
・最終的な解決結果(〇〇万円の回収に成功、など)
⑤ スクール・サロン・美容医療(BtoC) ➡︎ 【お客様の声】または【症例・合格実績】
ヨガスタジオ、パーソナルジム、学習塾、英会話スクール、歯科クリニック、エステサロンなどです。
・なぜ「お客様の声」や「症例」なのか?:一般消費者(個人)がターゲットとなるため、あまりに硬い「実績・事例」という表現よりも、「お客様の声(VOICE)」として親しみやすく見せる方が好まれます。ただし、学習塾なら「合格実績」、歯科・美容医療なら「症例(治療実績)」と呼ぶのが一般的です。
▼掲載すべき内容:
・ビフォー・アフター写真(サロンやジム、歯科)
・実際にサービスを受けたお客様の手書きアンケートや笑顔のツーショット写真
・サービスを受けて生活がどう変わったか(体験談)
4. 【まとめ】自社に最適な「実績ページ」をSTUDIOのCMSで構築しよう!
ホームページに新しく実績(事例)ページを追加する際は、単に「実績」と名付けるのではなく、自社の業種に最も馴染みがあり、顧客が一番親しみ・納得感を持てる言葉(施工事例、導入事例、製作実績など)を選ぶことが、問い合わせ(コンバージョン)を獲得するための第一歩です。
STUDIOの「CMS機能」を使えば、あなたの業種に合わせた最適な項目(写真、テキスト、スペック表、担当者コメントなど)を自由に設計し、誰でもブログのように簡単に更新できる実績ページを構築することが可能です。
自社のビジネスにぴったりな実績ページの設計や、CMSの構築を検討されている方は、ぜひココナラにて「STUDIOのプロ(STUDIO Expert)」にご相談ください。業種ごとのトレンドを押さえた、成果の出るホームページ改修をサポートいたします!
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