「ネガティブな思い込み」によって心身に悪影響が出てしまう!?『ノーシーボ効果』

「ネガティブな思い込み」によって心身に悪影響が出てしまう!?『ノーシーボ効果』

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※Webサイトに掲載している記事のダイジェスト版となります。

■『ノーシーボ効果』とは?

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『ノーシーボ効果(Nocebo effect)』とは、ネガティブな思い込みによって心身に悪影響が出てしまう心理現象のことです。

例えば、本物の薬を服用しても、疑念や不信感があると効き目が無かったり、「この薬は副作用が強い」と思い込むことで、実際に副作用が出てしまう。

逆に、偽薬や効き目の無い治療法に対して、本来は出るはずのない副作用や不調が現れるというものです。

 ◆効果を実証した実験

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オックスフォード大学の感情神経科学センター教授である、エレーヌ・フォックス 氏は、脳の思い込みによる不安や恐怖という感情が、心身に悪影響を及ぼすという、『ノーシーボ効果』の根幹となる心理作用について指摘しています。

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また、ハンブルク大学のメディカルセンターの ウルリケ・ビンゲル 氏の研究によると、まず被験者に痛み止めを投与して痛みの緩和を認識させる。

その後、実際の効き目が持続する時間よりも早いタイミングで「効き目が切れた」と被験者に告げると、複数の被験者は再び痛みを感じるようになったことが明らかになりました。

つまり、「これは毒薬です」と悪い情報を信じ込ませてしまえば、心身がネガティブに反応してしまう、というわけです。

■『ノーシーボ効果』の具体例

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『ノーシーボ効果』は、主に医療分野で生じる心理的現象ですが、ビジネスシーンなどでも起こり得る事象であると言えます。

 ◆ネガティブな思い込みに引っ張られて効用が出なくなってしまう

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例えば、効能が同じなのに「ジェネリック医薬品は先発薬品よりも劣る」というネガティブな思い込みがあると、服用しても良い効用を得ることができないといったケース。

つまり、マイナスのイメージを持っていると、望まない・悪い効用が生じやすくなってしまうということです。

 ◆自身の業務パフォーマンスが下がってしまう

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ほかにも、「自分は仕事ができない」と思い込んでしまうことで、本来発揮できるはずのパフォーマンスができなくなってしまうなどの悪影響が考えられます。

■『プラシーボ効果』との関係性

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『ノーシーボ効果』と反対に、思い込みによって実際よりもポジティブな効果や影響が出る心理的作用のことを『プラシーボ効果』と呼ばれています。

この2つの効果の違いを比較すると、以下のような内容になります。

 ◆プラシーボ効果

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①偽薬を本物だと思って服用する。
②「ポジティブな思い込み」が働く。
③実際に痛みの緩和など効用が生じる。

効用の無い「偽薬」を服用したにもかかわらず、「良い効用がある」とポジティブに思い込むことで、脳の働きが変化して実際に痛みが緩和する効果が出る。

 ◆ノーシーボ効果

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①効用のある薬を服用する。
②疑念や不信感といった「ネガティブな思い込み」が働く。
③効き目が無くなってしまう。

効用がある「本物の薬」であるにもかかわらず、「効果がない」「治らない」などのネガティブな感情によって、本来の効用が発揮しなくなってしまう。

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