組織全体のパフォーマンスを高める際に知っておきたい『暗黙知』と『形式知』とは!?

組織全体のパフォーマンスを高める際に知っておきたい『暗黙知』と『形式知』とは!?

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ビジネス・マーケティング
※Webサイトに掲載している記事のダイジェスト版となります。

■知識やノウハウの「属人化」から脱却するために必要な『ナレッジマネジメント』

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実務の中でトライ&エラーを繰り返し、試行錯誤をする中で身につけることができる知識やノウハウ。

これらは『暗黙知』と呼ばれる、個々人の経験や感覚に根付いたものであり、言語化されていない・できていないものが多くあります。

そのため、ほかの従業員へ端的に説明できる・伝承できるかと言うと、必ずしもそうはなりません。こういった課題を解決するのが「ナレッジマネジメント」です。

この「ナレッジマネジメント」の要素となる『暗黙知』と『形式知』、暗黙知を形式知に変換するメリットや手法などについて解説します。

■『暗黙知』とは?

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『暗黙知(Tacit knowledge)』とは、「個人の経験や勘に基づいた簡単に言語化できない知識やスキル」のことです。

この『暗黙知』をはじめて提唱したとされているのは、ハンガリー出身の学者であるマイケル・ポランニー 氏で、著書『暗黙知の次元』の中で「他者の顔や表情を見分ける方法」など、言葉や図解で簡単に表現できない知識のことを『暗黙知』と呼んでいます。

『暗黙知』の特徴としては、以下の3つが挙げられます。

 ◆『暗黙知』の特徴

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●感覚的なため、言語化・図形化しづらい。
●経験を経て体得できる。
●属人化しやすく、データ化しにくい。

 ◆『暗黙知』の具体例

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『暗黙知』の具体例としては、座学などでは体得できないスキル、「場数」で培った経験値に基づくノウハウなどが該当します。

  ●日常生活における具体例

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日常生活における『暗黙知』の例は、以下のようなものです。

●スポーツ:練習を経てテクニックを体得するので、言葉で説明するのが難しい。
●鉄棒の逆上がり:コツを教わることはできても、実際にやってみて体で覚えないとできない。
●外国語の発音:発音記号などで口の動きは学べますが、実際にネイティブな発音をするには相応の経験が求められます。

  ●ビジネスにおける具体例

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ビジネスにおける『暗黙知』の例は、以下のようなものが挙げられます。

●営業マンのトーク術:商談での相手が求めていることを的確に理解する能力や、受注を促すような話の運びなど。
●クレームやトラブル対応:顧客からのクレームやトラブル発生時の対処法や未然に防ぐ方法など。
●デザイナーのセンス:見込み客や顧客に「刺さる」コンテンツのデザインスキル。

■『形式知』とは?

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暗黙知と対を成す『形式知(Explicit knowledge)』とは、図解や数値化、言語化でき客観的に理解することのできる知識のことです。

この『形式知』という概念は、日本の経営学者で「知識経営の生みの親」として知られる、野中 郁次郎 氏が提唱した『知識創造理論』を契機に世に広まりました。

 ◆『形式知』の特徴

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●言語化や図式化しやすいため、他者に説明しやすい。
●客観的であり論理的に理解しやすい。
●データとして集約できマニュアル化が可能。

 ◆『形式知』の具体例

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『形式知』は、誰でも同じように理解・再現が可能になったり、トラブルやミスを未然に防げるようになるマニュアルのように、言語化・図式化し、客観的に表現しているものが該当します。

  ●日常生活における具体例

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日常生活における『形式知』の例は、以下のようなものです。

●料理のレシピ:料理を作るための材料と手順を示し、誰でも同じ料理を作れるようにしている。
●自動車の運転方法:「アクセルを踏めば動く」「ブレーキを踏めば止まる」。
●取り扱い説明書:読めば誰でも操作・使用方法を理解できるよう構成されている。

  ●ビジネスにおける具体例

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ビジネスにおける『形式知』の例は、以下のようなものが挙げられます。

●運用マニュアル:特定の製品・ツールをどういった手順で使用できるか、ガイドラインを明確に示す。
●契約書・法的文書:ある特定の法的条件・義務を明文化して示す。
●経費精算フロー:決まった手順を踏めば経費精算ができる。

■『暗黙知』と『形式知』をまとめると・・・

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『暗黙知』と『形式知』の違いは、「言葉や図解で表現できるか」どうかという点です。

●暗黙知:個人の経験や勘に基づく知識であるため、言語化しにくく他者への共有が難しい。
●形式知:言語化や数値化しやすく、他者との共有がしやすく体系的に学べる。

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